豊洲市場、30日から再調査 専門家会議が3月審議
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注目のコメント
小池知事のやり方は「卑怯だ」と、僕のフェースブックに以下コメントがつきました。100億円の補償に関する市場関係はと思われる方のご批判です。勇気ある関係者の声を多くの方に読んで頂きたくご紹介することにしました。↓
「ここで問題なのは100億円が「市場会計」から支払われる事です。市場会計は基本的に私たちの使用料が原資です、一般会計の都民の税金ではありません。
また市場問題PTは豊洲市場の運営で年間100億の赤字になる事を問題視しています。しかし豊洲市場が赤字になるのは最初から分かっていた話で、ボロボロの築地市場で何十年も、新しい太田や多摩の市場と同じ使用料を支払い続けた見返りと思っています。
豊洲市場単体の収支だけを取り上げて問題視したり、そもそも補償を市場会計から支出したり、やり方が卑怯です。事情がわからない殆どの人は騙されてしまうでしょうね。」1/25に開催された、第5回市場問題PT会議の資料です。
「豊洲市場の事業継続性について」
http://www.toseikaikaku.metro.tokyo.jp/shijyoupt05/06_keizokusei.pdf
以下、抜粋
試算条件
・ 豊洲市場開場 → 平成30年度 ・ 売上高割使用料収入 → 5年毎3%減
・ 各場の整備・改修費 → 年50億円 ・ 企業債 → 借換えなし
・ 築地市場跡地処分収入 → 4,386億円(環状2号線用地部分の有償所管替単価に基づき試算)
・ 一般会計出資金 → 見込まず
試算結果を踏まえた対応
試算結果
・ 経常損益は赤字になるが、減価償却費等(現金支出を伴わないもの)
を控除した収支はほぼ均衡し、10年以上、会計として運営可能な資
金を保有
豊洲市場開場後の市場会計
・ 豊洲市場の維持管理費については、内部努力により抑制
・ 豊洲市場の修繕については、施設の状況を踏まえて実施
・ 築地市場跡地の処分収入を活用した企業債借換抑制等
今後も、効率的な財政運営に努めていく
堀さんのコメントにあるように、一般会計からの支出は見込んでいないようです。
建築とは違い専門分野ではないので、他の資料も見ながらご自身で判断してください。もはや迷走状態。堀さんのコメントにある市場関係者の小池知事のやり方は「卑怯」というのも納得できますね。
一連の豊洲市場移転問題について、問題提起のしかた・発表のしかた・解決の順序がとても賛同できるものじゃない。せめて「解決方法」だけはちゃんとして欲しいものですが。。
ちなみに、地下水をモニタリングしてこの環境基準で調査する事が無意味。
この環境基準というのが「70年間1日2リットルの地下水を飲用することを想定したもの」
コンクリートで遮蔽された豊洲市場の地下水をモニタリングしてどうなるのか。
築地と大気中のデータを比べると不都合だという事なのでしょう。
盛り土や地下水に関しては、実情を科学的根拠で理解する人が増え、騒いでいるのは少数派になりましたが。