アパレル「脱中国」じわり イトキンが撤退、ハニーズは店舗減 賃金上昇、国内生産回帰も

コメント

注目のコメント

• 川添 隆

  コマースプロデューサー

  ・2017年01月26日

  アパレルにおいて、グローバルでの販売競争に惨敗、生産はリスク分散が遅かったという考察になるんでしょうか。
  数字だけ見れば巨大マーケットの中国に乗り込み、消費者文化の違い、出店周りの商習慣の違い、競合の多さの課題に直面するのはよく聞きます。
  生産に関しては他社をみると、たしか、H&Mは世界各地で生産し、ZARAは自前の工場でノウハウを蓄積していった。日本は中国に頼りすぎ、国内生産を減らしていった結果、国内で担い手不足になり、今、国内生産に戻そうにも工場稼働がパンパンという話を聞きます。
  
  再度、ゼロベースかつリスク分散をしながら、海外へ挑戦する必要があると思います。アパレルではないものの、越境ECなどで拡大しているTokyo Otaku Modeの売上は、北米が最も多いそうです。１つの参考になるかもしれません。