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「ブロックチェーン」を活用できるのは金融分野だけではない

ライフハッカー[日本版]
仮想通貨であるビットコインを支える技術として知られるブロックチェーン。その成り... 記事を読む
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ブロックチェーンは、お金以外のところの信用を担保するデファクトとなりそうな気はする。
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ブロックチェーンの特徴は、本記事の太字の用に抽象化されるので、データベースとどう違うんだ、という議論になってしまうのかと。

ブロックチェーンの強みは、暗号技術に基づいたプロトコル(手順)によってのみ記録できる勘定、と考えるといろいろスッキリします。

ようは、サーバへのアクセス権限があろうとも、ネットワーク的にはそのプロトコルは破られないので、生きたブロックチェーンへの改ざんはできないということ。

そこに人の手が一切介さないために、人やサービスを信用する必要がないのです。ですので、書かれていることは絶対となる。更には、一端書いたことは変えられませんから、絶対的な記録として使える。更に、それを分散してネットワークを構築できるため、可用性が非常に高い。正に台帳の再発明です。

こう考えると、入り口がビットコインという金融分野であっただけで、世の中のあらゆる勘定概念に適用できることが分かるはずです。

スマートコントラクトも同様で、それは契約の勘定記録です。

そしてIoTも然り、AIも然り。端末やAIを搭載したロボットが独立をして仕事をし、それらに対価を計上するとき、もう対応できる技術はブロックチェーン以外にないでしょう。
ブロックチェーンは「価値のインターネット」。「フィン」テックだけではなく、より大きな「勘定」テックなのです。
こうした記事で、ブロックチェーン=仮想通貨という誤認識が、向こう一年で解消されていくことを期待しています。

ブロックチェーンは、所謂プラットフォーマー等が産業における力の不均衡を生み出している構造を是正し、産業全体を健全化できる可能性があるとも言われます。オーストラリアのベンチャーであるFull Profile社のトライアルは良い事例でしょう。農業セクターにおけるバイヤーとセラーの力の不均衡を正して取引を健全化し、業界全体にwinをもたらす取組みです。取引の決済をAgriCoinという1豪ドルにペグした仮想通貨で行う構想もあるようです。

ただ、ブロックチェーンの文脈では、パブリック/コンソーシアム/プライベートそれぞれの形態で特性が異なるので、違いを把握しておくことは重要かと思います。
食品流通もそうですが、人間の正しい履歴となって「信用度合い」を示すこともできるそうです。

ブロックチェーンは正直なシステムなので、「私の信用評価は…」と示せば、世界の裏側でも融資を受けられるとのこと。

プライバシー保護のシステムもしっかり強化されるようです。
ブロックチェーンは中央集権的に「価値」とか「信憑性」を担保していたもの、そしてそれを担保するために堅牢性が求められるものと相性がいいから、
ビットコインという出自も含めて、金融での活用が注目されてる。

でも、中央集権的に「価値・信憑性」を担保してるもの、改ざんのリスク(金融なら偽札とか不正取引とか)がないほうがいいもの、でいえば
・学問(知能テストのデータから、偏差値、学術機関も)
・法律や特許などの、中央集権的な許認可もの
・住民票とかパスポートなどの個人情報
も当てはまると思うので、

このあたりの領域から、ビットコイン(金融)に負けないくらいのインパクトがある仕組みが出てきたら、結構世界を塗り替えると思う。
(個人情報関連は、いくつか会社も出てきてるけどまだ粒小さ目)
アルゴリズムに着目すればするほど、よく出来た仕組みです。ただし、現実社会の中でユースケースを描くのはなかなか難しいものです。データストアの一種として突き詰めればブロックチェーンでなければならない理由がなくなってしまうというジレンマ。ブロックチェーンの構造的な遅さに起因する事が多く、そこをブレークスルーしないといけないのか、社会が遅さを許容しないといけないのかは議論が割れます。何れにしても興味深いテーマです。
エンターテック領域でもブロックチェーン技術の応用が見込まれています。 近年ストリーミングサービスの隆盛により音楽の利用回数が膨大に膨れ上がり、集計、分配の迅速化、透明性の向上が必要となっています。IFPIのデータによると2009年デジタルで一番売れた楽曲はレディー・ガガ「Poker Face」で980万ダウンロードに対して2015年のSpotifyで一番聴かれたMajor Lazer「Lean On」は約100倍の9億ストリームに上ります。 さらにVRなど新しいフォーマット、プラットフォームが増え続けるテクノロジーとコンテンツの関係も変えます。予め著作権情報をブロックチェーンで流通すれば、スムーズなコンテンツ流通が実現されるでしょう。
海外ではdot blockchain musicというプロジェクトもスタートしています。
もちろん、映像やアートにも応用が効きます。
最終的には金融や政府など価値を代替して管理するもの(企業も含まれる)は全てブロックチェーンに置き換わっていくだろうと思います。

ブロックチェーン自体が概念の話なので、ブロックチェーンについて語るよりも、新しい価値観がテクノロジーによって実現すると捉えた方が理解しやすいと思います。
ブロックチェーンのポイントは一度回り始めてしまえば保守コストが安くてかつ改ざんが困難な点なので、決裁だけでなく決済の記録や契約などにも使える。あとは電磁的データの閲覧権限とかもブロックチェーンで管理すれば、音楽や映像コンテンツの貸し借りや売買もできそう。
組み立て製品のサプライチェーン内の、生産ロット紐付けにも使えるなぁ あ、もう考えてます?
誠実に商品を作り取引する。嘘偽り無く正直で真面目に消費者が喜んでくれる商品行程に取り組むことが、大事な時代になりますね。