トランプ米大統領、製造業大手首脳と会談 規制緩和・減税を確約
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注目のコメント
GDPが中国より大きいうちに(市場を閉じることが有効であるうちに)保護主義的にそれを活用する戦略に変えるということですね。
トランプ氏の発想は基本的にはアメリカを覇権国家の戦略から一強国の戦略へとシフトさせるということ。これ自体は良いか悪いかは別として、アメリカの立場では戦略的には正しい可能性が高い。
一方で中国は一帯一路など、一強国から覇権国家戦略へととシフトさせつつある。
時代を感じますね。アメリカの人口は世界人口の5%に過ぎないのに、世界の個人消費の30%も占めているのだから、貿易赤字になるのはある意味では当たり前。
国際分業と自由貿易の恩恵に浴して、返すあてもない住宅ローンで組成された金融商品をばら撒いてまで過剰消費したあげく、信用収縮で世界経済を混乱させておきながら、「他国の労働者に作ってもらった良質で安価な商品を買わせてもらっている」という感謝の念が皆無というのはどういう了見なのでしょうか。ロボットで自動化する意味がある付加価値の高い製造ラインを持つ米国企業には、エネルギーは安く豊富に手に入るし、トランプ政権で規制緩和されて減税までされて身軽になるし、高度なマネジメント人材も豊富にいて、高い労働者の人件費はカットできるしで最高じゃないか。しかし、国のトップがここまで露骨にビジネスに介入してくると、日本など競合してる国の企業はたまったものじゃない。