この連載について
時代の大きな変わり目で企業はイノベーションを求められている。従来の延長線上にないイノベーティブなアイデアはどのようにして生まれるのか。各界で活躍するイノベーターから思考のプロセスと発想法を学ぶ。
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法人向けインターネットマーケティング支援を展開。成果報酬型の比較・資料請求サイトの運営とマーケティングオートメーションツールの開発・提供が両輪。
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33.9 億円
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(新しいのは、相当いいです。開発、超楽しいです(笑))
さて、自分の放言のどこが使われてるんだろう、とドキドキして読みましたが、ポイントを絞っていただいたおかげで読みやすく、感謝です。
創業者やピンの天才が語るイノベーションの話は世界に数多とありますが、組織人には組織人の、それらとは異なる苦労があります。
それらに関する、今回は割愛されてるポイントは、下記の本にあります。
組織の中で新しい事をやろうとして苦労されている方から共感のコメントや、明日から頑張りまーす!といった感想を読者の方からよくいただくので、組織の中で心が折れそうになっている方は元気になる心の栄養剤としてご活用いただけると何よりです。
ゼロイチ ダイヤモンド社
https://www.amazon.co.jp/dp/4478068259/
GROOVE X, inc. ←新しいロボット作ってる会社
www.groove-x.com
https://newspicks.com/news/2089137?ref=user_2112738
イノベーションは制約の中から生まれる.例えば,イノベーター「吉田松陰、トーマス・エジソン、グラハム・ベル、アインシュタイン、松下幸之助、スティーブ・ジョブス」.彼らに初っ端から豊富な資金と高い地位を与えていたら,彼らはより大きな成功者になれたか?
例えば,吉田松陰が藩の重役として重用されたら,それほど名を残せなかったでしょう.松下幸之助は大阪電灯に勤めていた時,新しいソケットを提案して却下され,退職して起業した.もし会社内で認められていたら,彼はそこで終わっていたでしょう.「もっと...していたら」というのは後付けバイアス.逆に,素晴らしいがお節介な支援のおかげで,そこで終わってしまい,改革者になり損ねた人が過去どれほどいたでしょう.
制約条件が創造性を呼ぶというのは、Googleでも言われていた。Creativity Loves Constraints.
ChromeというブラウザでWebアプリに相応しい時代のブラウザを開発したが、デバイスが時代に追いついていない。それで開発を決めたのが、Chrome OSであり、Chromebookだ。蓋を開け、電源を入れて、10秒でWebを使えるようにする。このように宣言して開発を始めた。電源周りからファームウエアまで、ありとあらゆるチームが知恵を絞り、このゴールを達成した。まさに、制約条件が創造性を育んだ例だ。また、このように経験を話すことがストーリーにも繋がる。
ところで、制約条件は簡単に実現できるものではダメだ。当時のWindowsパソコンが電源を入れてから2分はかかるから、じゃあそれを1分半にしようというような目標設定ではイノベーションは生まれない。Googleでは10%ではなく、10倍の向上を目指せと言われるが、これなどはまさにその例だ。
ホントにその通り。みんなが共感して納得得られやすいストーリーは大きなプロジェクトになればなるほど大事で、1人ずつ納得できるストーリーを語って、そこに向かってもらえるようにすればするほど、プロジェクトの成功率と結果の良さが変わってくる。
〝自分がいる集団にとっての常識やカルチャーとは異なる軸で物事を進めなければ、新しいものは生まれないが、そのような外れたことをやろうとすると、人は驚くほど保守的になる。〟
意図的に異分野の経験を積み、異分野からの学習をプロジェクトに活かすという思考は大切にしたい。