時代が求めるイノベーティブなアイデアを生む思考法
NewsPicks編集部
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アイデアの生み出し方については『アイデアのつくり方』(CCCメディアハウス)という古典的一冊をおすすめします。1940年に米国のコピーライターが書いた本です。思考の前半で、テーマについて徹底的に情報収集・分析を繰り返す。その後にいちどテーマのことを"忘れる"。そうすると、アイデアが浮かび上がってくる、というものです。
何にせよ、優れたイノベーターは、一定の思考法にしたがって成果物を数多くだす経験を積んでいるように思います。イノベーティブなアイデアを生む方法はあります。
それが「デザイン思考」です。
デザイン思考は、生まれつきイノベーティブなアイデアを生める人の思考プロセスを洞察し、誰でもできるように体系化したものです。
もちろん、トレーニングは必要ですが。
具体的には、記事にもあるように、「目的から逆算して考える」というのが基本ですが、目的を作る際に既存のマーケットニーズから目的を作るのではなく、ユーザーの潜在欲求に着目して、新たなユーザー体験としての目的を作成するのがポイントです。
あとは、その実現方法が常識に囚われ過ぎていないかです。
「皆が当たり前だと思っている」検証済みでない前提条件を洗い出し、「本当にその前提条件でないとならないのか?」と問いかけ、新たな前提条件の下で新しいソリューションを導き出すことがイノベーションの源泉です。