なぜ今、紙・板紙輸出が過去最高に?
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注目のコメント
紙とか板紙なんて運んでも嵩張るんだから需要地生産が基本でしょ、と思ったら案外と輸出が伸びてるんですねえ。とはいえ、内需は落ち込むけど生産量落とせないとか切ない台所事情はあるのですね。
追記
斎藤陽さんのコメントで製紙メーカーの内情が推察できました、為替マターなんですね…ありがとうございます。そして、輸出が全体にはほぼ影響の無い話ということも理解しました。ダンボールなど板紙と平行し、特に特殊紙(日用品パケージ等)で底堅い需要が続き、国内でも中部地方では太陽光発電に傾きかけた製紙業界が俄かに投資動向を変化させつつあります。
巨大な装置産業なので集約化、情報化、設備保守の節減等の需要が断続的に見られるので、安易に斜陽産業と見做せない状況です。斎藤さん、北川さんのコメント、大変勉強になります。
確かに、海外輸出の厳しい戦いに挑み続けて来た自動車業界等からすれば、過去の輸出規制や組合体質は、必死で輸出努力してこなかった理由にはならないと映るでしょう。しかし、企業体質が違い過ぎると言うことも事実。規制と戦わなければ商品を売ることすら出来ない自動車と、生産さえしていればいい製紙業との違いはあると思います。それを甘えと言ってしまえばそれまでなんですが。