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ゆるいグーグルの終わり。新CFOの非情なコスト削減

NewsPicks編集部
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  • ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    圧倒的なキャッシュカウに支えられた偉大な技術開発会社=Googleというのは正しい定義だ。私が日本法人の経営企画室(現在は存在しない)及び営業戦略企画部の統括部長を最後として在籍した2010年以前ですらも、広告事業の社員は天才エンジニアやプロダクト開発を支えることを最大のモチベーションとして働いていた。

    しかし、確かに多くの場合、新しいレベニューストリームはこれまで買収で得られているのも事実だ。そしてこれらの買収は、2010年以前に行われている。Googleのモバイルシフトを可能せしめたAndroidは確か2005年、動画ベースの広告事業を可能せしめたYouTubeも2006年、そしてネットワーク広告DoubleClickは2007年(日本での統合は2009年)だ。そして皮肉なことにこれらのマネタイズモデルの主力は言うまでもなく「広告」だ。

    しかし、ラリーもサーゲイも広告ビジネスに興味はない。そしてそれがGoogleの魅力でもあった。それが変わったのが、まずは前CFOパトリック・ピシェットが就任した2009年頃からだ。ここから、Googleは「普通の会社」へ舵を切っていく(私がGoogleを去ったのは2010年だ)。

    その後、広告事業は更に大きな成長を見せ、本稿のルース・ポラットが新CFOとなりAlphabetによる持ち株会社体制へ移行。ラリー&サーゲイという二人の共同創設者(彼ら二人で48%の議決権を有する)の描くGoogleをより体現する体制となったわけだが、そこにルースを番人として配することで、更にもっと「普通」の会社としての運営強化を図ったわけだ。

    本稿に出てくる"Bets"という言葉は、Googleでは良く使われた言葉で、文字通り「賭け」という意味で、日本法人のようなローカルでも自市場の"Big bets"は何か?ということが常に議論されていた(私が在籍中の日本法人のBig betsの一つに、Yahoo! Japanへの検索エンジン供与がある)。

    Google/Alphabetの強さは、本業の広告事業を強化するための大きな賭けもしながら、あらゆる方面に賭けをし続ける、世界最大のギャンブラーでもあったことだが、多少賭けの勝率とリターンを上げろという流れが更に加速した言えるが、果たしてそのような体制で、どれだけの優れた人材を惹きつけ続けるだろうか?


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    S&S investments 代表取締役

    反骨精神が強くコスト管理なんて微塵もかえりみないだろうグーグルのエンジニアを向こうに回して、ある程度のガバナンスを利かせた状態まで持ってきたルースCFOの手腕はさすがで、彼女なしに現在のアップルと時価総額世界一を争う株価はあり得なかっただろう。あとはこの体制でもムーンショットで収益につながるものが出てくれば、長期的な成長にも投資家が自信が持ててより株価は上がるのだろうけど。


  • カーボンフリーコンサルティング株式会社 代表取締役

    こうしてつまらない会社になっていく。
    上場している巨大企業なのだから致し方ないのだろう。
    無料ランチもお洒落なオフィスも、過去のシリコンバレーの行き過ぎたプロモーションもどうでもよい。
    夢を現実にできる力をGoogleにはこれからも期待したい。


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