空からの「一帯一路」。軍用ドローンとステルス機の実力
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注目のコメント
珠江デルタ特集の最終回は中国の航空機産業に迫りました。「一帯一路」は陸と海については、それなりに日本でも意識されてきたと思いますが、空はあまり論じられてきませんでした。
が、この、2年に1度、珠江デルタの珠海市で行われるエアショー・チャイナをみたら、空の「一帯一路」が強力に進められていることをひしひしと感じました。戦闘機に関しては相当なレベルまで来ています(エンジンはロシア製をベースに模倣+開発)。
今回は安全保障だけでなく、中国の今と未来を冷静に見据えるための良い題材でもあると思います。日本ではエアショーチャイナについては、あまり深くは報じられていません。
まとまった分析は、記事に登場する専門家の関賢太郎さんが書いているものぐらいでした。日本にとって、これだけ、色々な意味で重要な中国の航空産業についてなぜ、ここまで関心が低いのか、記事を書きながら疑問に思いました。
8回+予告編の計9本の連載を最後までお読み頂きありがとうございました。
通読した後、最初の方の回を読むことで理解が深まる回もあるかと思います。また、読み逃しの回も是非お読み下さい。バックナンバーは下記です。
https://newspicks.com/user/9434
関心をもった方には体感して頂くことが一番です。金曜日から日曜日を利用した2泊3日だけでも、インパクトもあるところを見て回ることは可能です。中国語が話せなくても主要なところは回れますし、治安も概ね良い地域です。
追記:ドローンですが「雲影」が正しい表記でした。訂正致します。川端記者のこの回で特集「珠江デルタ」は終わります。以下、過去記事のリンクです。https://newspicks.com/user/9434
北京と上海は単体で論じられますが、深圳や広州、香港、マカオは、この40年の改革開放のなかで「面」として発展してきただけに、総体としてみたほうがその活力と実力を図りやすいのではないかと考えています。その横断性がこの特集でも浮かび上がってくれれば嬉しいです。個人的に現地に詳しくなく、あまり有益なコメントができなかったのでもっぱら読む側でしたが、現地を生々しく伝えた素晴らしい連載でした。そしてコメント数やlike数が少ないというのも、日本人の意識としてはまだここに来てないんだな、ということが非常に良く分かりました。記者の皆さんへ感謝と応援のためのコメントでした