アフリカ系が集結。知られざる「チョコレートシティ」

2017/1/20

数万人のアフリカ系が集まる

大物流ハブの広州は、「チョコレートシティ」とも呼ばれる。なぜ、「チョコレートシティ」なのか。
その理由は、広州にはアフリカ系の人々が多く訪れるからだ。
浙江省義烏などもアフリカ系の人々が多い地域だが、広州は、中国でもっともアフリカ系の人たちが結集する街と言われている。この呼び方は、学術研究や英語圏の報道などでも一般的に利用されている表現である(予告編末尾の編集部注参照)。
広州に住むアフリカ系の人たちの数は正確には定かではない。代表的な学術研究では2万から10万と諸説ある。ただ、広州の街中を歩くと、確かにアフリカ系の人をよく見かける。
「チョコレートシティ」の実態はどうなっているのか。