TFT液晶、マザーガラスの大型化再来
電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)|電子デバイス新潮流~専門記者の最前線レポート
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液晶テレビの歴史はマザーガラス大型化の歴史。大型TFTパネル工場はG6が林立し、G8が更に林立し、堺のG10が出来て以降はそれ以上の大型化は打ち止めとなっていた。そもそもG10自体も相当サプライヤー泣かせだったと言うし、シャープ自身もうまく使いこなせなかったし、破綻のきっかけになったものと考えても良い。
10.5世代の難易度はもはや、TFT形成工程もさることながら、パネルの工程内搬送そのものであろう。薄いガラスはたわむので、うまく運ばなければあっさりと割れてしまう。液晶のマザーガラスは省人化クリーン化のために自動搬送ロボットで搬送されている。
それにしても、LGは憂鬱なんですね。有機ELでイケイケと思いきや…"サムスンはすでに16年秋、CSOTが建設する10.5G工場の運営会社に21億元を出資し、株式の9.77%を取得した"