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ロシアによるハッキング問題を契機に、トランプ氏と米情報機関、特にCIAの関係が非常に悪化している。トランプ氏はCIAの仕事ぶりを完全に否定するような発言をしており、当然ながら誇り高いCIAの職員たちは激怒している。これほどホワイトハウスとCIAが対立するのは、ブッシュ政権の第一期以来、いやそれ以上かもしれない。
 大統領はCIAのような情報機関にとって最大のクライアントであり情報の「ユーザー」だ。そのユーザーから嫌われてはよい仕事は出来ないので、トランプ氏の大統領就任後、CIAは組織を挙げてホワイトハウスとの関係改善に努めざるを得なくなるだろう。最高司令官と喧嘩をしてもろくなことはないからだ。
 そうなると、CIAがトランプ新大統領の機嫌を損ねないように、大統領が望むような情報だけを出して、大統領の考えに反するような情報は差し控えるような傾向が強まる可能性がある。
 インテリジェンスの政治化は、今に始まったことではなく、イラク戦争前の大量破壊兵器の情報がゆがめられていったのはまさにこうした政治的な状況によるものだった。
 こうして考えると、このままではトランプ新政権下でも、インテリジェンスの政治化による弊害が出る可能性がある。
 早くインテリジェンス・コミュニティとホワイトハウスの関係が修復されることを望む。