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T Kazumaさんに呼ばれまして...。

ろあつさんも言及されているように(名前勝手に出してスミマセン)、奇跡のリンゴの木村さんの物差しで食の安全性を図るというのは危険ですね。商用(大ロット)と非商用(極小ロット)の2つがあるのだとしたら、これは安全性の尺度含めてその生産管理が全く異なります。本記事は後者の視点で前者を図っていまして、では、その手法で東京五輪に提供する農産品をサプライ出来るのかと言えば間違いなく"No"。

個別で見ると、やはり欧州の基準は厳しいですから、それを超過するものもあると思いますし、一方、それに合わせる必要もなく、残留農薬がアメリカの7倍というのはどこのデータなのでしょうか。こういうものは割合で出し、統計で示さないかぎり、議論が出来ません。また最終ページにあるドイツへの輸出の件ですが、3.6haのうちの半分が有機の栽培地とし、うち10%を外国向けに出荷したとしても、出荷キロ数はどれほどなんでしょう...。

一次産業に政治的な動きというのは結構ありまして、今回の記事だと自然農法をしている生産者が国(農水省)の施策を切るという、良くあるパターンです。以前、このような生産者が国の輸出促進のプログラムに参加しようとして、豪快に切られていましたが...。
安心な農作物と言えば、ちょっと前までラオスは「無農薬野菜&コメの国」として知られてました。理由は簡単、貧困層が多く化学薬品も普及しておらず、これまで使ってこなかったから、だそうです。そのため土壌も荒れず、「虫食い野菜」が市場に出回り、自然派にとっては魅力的な国だったようです。

でも、ある本で近年「タイや中国から二束三文で買った高濃度の農薬を、農民たちが大量にまいている」という事態が増えたと知りました。どうもそれらの国の国内では使えず、長年倉庫にストックされていた基準値を超えた農薬をラオスへ横流しする“死の商人”が跋扈している、とのこと。ラオス政府が許可しなくても、手を替え品を変え高濃度の農薬が横流しされ、これを賄賂を得て見逃すラオス人もいるとか。

それで可哀想なのが、薬品に対する知識も知恵もないラオスの農民たちは、防護服を着用せずマスクすらせず農薬を散布し毒を吸い込み、多くが健康被害を訴えており、少なからず死に至っているということ。それなのに、ほとんどはなぜ悲劇が起きたか分からず仕舞いで「土地の祟り」などと片づけてしまうらしい。

やっぱり教育、知識っていうのは大事だとこの事例をとおして感じます。