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オバマ大統領の退任演説と、トランプ大統領の就任演説を読むと ーー 言葉の力の、レベルの違いが明らか。オバマの場合には、建国当時からのすべての人々、すべての出来事を受容しながら、その背景にある米国の強さを、しっかりと引き継ぎ、発展させようとする意志がはっきり語られているのだが、トランプの場合、正直、どこかのスピーチのコピペではないかと思えるほどの低いレベル。

この「言葉の力のレベル」が、いったい、このあと、どのような国の未来の違いになっていくのか? シュールな現実が、はじまろうとしている。
【国際】最終演説の場所がホワイトハウスではなくて地元のシカゴであったという点が意外だった。穿った見方をするのであれば、やはり「去り行く大統領に権威なし」ということなのかもしれない。

以前にも書いたが、オバマは「何もしなかった大統領」として語られがちであるけれども、それは政権の終盤において連邦議会の多数派を共和党に握られたことによる。アメリカの政治制度を考えると、オバマ大統領は「何もしなかった大統領」というよりは「やりたいことをできなかった大統領」という方が正確ではないかと思う。

アメリカの政治制度を十分に理解していないと、アメリカ大統領がさも絶大な権力を持っていると勘違いしがちである。しかしながら、大統領が実際に自らの権力を最大化するにあたっては重要人事や予算、立法面において連邦議会の協力が不可欠である。トランプ次期大統領は現時点で連邦議会において多数派を押さえているものの、2年後の中間選挙においてもこれを維持できるかは、今後2年間の政治次第であろう。

2008年の政権成立時、オバマ大統領は過剰な期待を負わされたが、新たに就任するトランプ次期大統領もまた過剰な期待を負わされているように思えてならない。

参考:
アメリカ大統領について考える時には、マーク・フォーサイスのTEDでのプレゼンを参考にするとよいと思う。

政治における言葉について
https://www.ted.com/talks/mark_forsyth_what_s_a_snollygoster_a_short_lesson_in_political_speak?language=ja#t-114133
オバマは最近のアメリカ大統領の中では好きな大統領でした。共和党優位の議会で思うように政策が打ち出せない(銃規制等)なか、健康保険法案を成立させた。経済でもリーマン直後の不況下で特に雇用の回復が遅れても再選を果たした。核なき世界のノーベル平和賞は過大評価され過ぎたように思うが、民主主義を尊重する言動が常にあった。そんなオバマの理想主義に矛盾すると思うのは、ビンラディンの殺害である。アメリカ大統領としては他の選択肢は難しいかったかもしれない。しかし、他国に侵入し裁判もなく死刑を執行するのは常軌を逸してはいないだろうか?いつか彼自身がこの事件のことを語って欲しいと思う。

トランプなどは、ISの台頭はあたかもオバマの失政のように言っていたが、オバマはイラク侵攻にも反対だった。確かにイラク、アフガンからの撤収を急いだ側面はあるが、元々はオバマ以前のブッシュ共和党政権の中東政策の失敗にあることは否めないだろう。
ここから始まった、また、ここから始まるという原点回帰のメッセージを国民だけではなく、自分にも送りたかったのかもしれないですね。4年後にはミッシェル夫人が大統領候補になっても全く不思議ではないし。
オバマ大統領退任演説についての解説。
各米メディアがどのように報道したかのリンクなどもあって、どう受け取られたかを一気読みするにはおもしろい。
リアルタイムで中継を見ていた。たしかにわかりやすいインテリで、格調高く、共感した。圧倒的にトランプのものより、個人的な好みとも合致する。民主主義、建国の父への言及、自身のキャッチフレーズの引用等、とても格調高い。しかし、大統領に就任するときの、ある種上り調子のときで発せられた言葉と、今回は表現でリンクさせたとしても、必然的にコンテクストが異なってくる。そうであるがゆえに、相対的に弱く、教条主義的に国内では見えるのだろうか、等いろいろ考えた。