あと12年生き延びれば、我々は「次の100年」も生きられる
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注目のコメント
「早ければ2030年にも、すべての病気や老化プロセスを克服するシナリオが実現する」。
とんでもない発言だと思います。病気や老化は、そしてその先にある「死」は、いくらテクノロジーが発展しても絶対に不変のものだと思っていました。我々は今後50年ぐらいで、どんな世界を目撃するというのでしょうか。1945年、すべてを失った空白のときに、私たちが発した問いは、「幸福とは何か?」。その結果、物質的に満たされる高度成長期をつくりました。今、すべてが満たされた空白のときに、私たちが発した問いは、「人間とは、何か?」。2085年までに、その答えを探しながら、主としての進化(機械との融合)を、私たちは経験する時代に入ります。だいたい2067年までには、進化が完成すると、私は見ています。
医療の進歩はテクノロジーなので進んでいくのは不可避だと思います。私たちが向き合う生き方や倫理の問題は一気に複雑になりますね。
以前延命技術に関する記事で、すごく将来には何百年も生きられるようになって自分で死ぬ時期を選ぶようになる世の中・介護などで他の人に迷惑をかけない限り生きていられる世の中が予見されていました。これを見たとき、資源が限りある世界で生き続けるということは、次の世代が生まれてくる権利を奪うことになるので、普通に他人に迷惑を掛けることではないのかなあ、と思いました。自分が長く・若いまま生きられるなら、次世代に託す必要がなくなるので子どもを作りたいと思う人も一気に減ると思います。
それは果たして人の進化と言うのかどうか。テクノロジーの進歩は不可避なので、こういった問題に真剣に向き合う必要があります。
https://newspicks.com/news/1938937/