「IoTコマース」時代到来。700ものAmazon Alexa搭載製品が登場した今年のCES。
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注目のコメント
今年のCESに関してブログを書きました。家電ショーなのに、出展もしていないAmazonがイベントの主役だったことは各メディアで報じられている通りです。Amazon Echoに関する調査(1/3のユーザがEchoから買い物をしている)や予測(3年後に売上1兆円超え / その半分以上はコマースから)などをもとに、Amazonそして家電メーカーのこれからについて考えてみました。GoogleよりもAppleよりも先に時価総額100兆円に達すると言われているAmazonですが、ますますその強さが際立ってきました。
Scrum Ventures宮田さんの記事。
Amazon Alexaのマネタイズがしっかりしているのには、Googleも勝てませんね。
音声で広告を入れる訳にはいきませんしね(^_^;)
ただ、
https://newspicks.com/news/1991493?ref=user_1235593
で書いたように、本来は、Googleが先行しておくべき機能であり、市場であったはず。
だから、宮田さんが書くように、GoogleよりAmazonが先に時価総額100兆円に唐突するかもしれませんね。今年のCESに関して、Amazonの観点から集中して書いた記事はこれと日経兼松記者の記事くらいしか見かけてない。Amazonのサービスが一部しか上陸していない日本では日常ピンと来ないこともあると思うので、ぜひこの記事の熟読をオススメします。
Amazonは、数年前の「IT業界にとってもあなどれない会社」から、昨今は「Amazon Everywhereになってきて、だんだん恐ろしい会社」に変貌しているのがサンフランシスコに暮らす実感。AIから実配送、実店舗まで実に幅広く、ビジネスモデルの要所をほぼすべて抑えてきている。家電や車業界でも、早速それに乗っかった商品を出すところも現れたが、韓国やアメリカの会社で日本の会社はまだないようだ。Alexaに対応すればいいというものでもないが、日本メーカーだけが乗り遅れるのもこれまた心配。
とはいえ、Amazon Fresh(生鮮品のデリバリサービス)付きの冷蔵庫を見ると、日本の家電メーカーは、「家電製品とは何か」を根本から再定義する必要があるのではないかと思わせた。
極論すると、iOS/Androidの次にやってくるプラットフォームは「Alexa搭載機器」の可能性も十分あると思える今年のCESであったし、Amazonはそこに本当に力を入れている様子がうかがえる。