日本も独立系の育成を ニューホライズンキャピタル会長兼社長 安東泰志氏
日本経済新聞
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本日の日経新聞「日曜に考える」では、1面全部、PEファンド(企業再生ファンド)の特集が組まれており、日本における歴史にも触れられています(http://www.nikkei.com/article/DGKKZO11449520X00C17A1TZG000/)。これは、その中の僕へのインタビュー記事です。以下引用。
「17年には9本目のファンドを立ち上げたいと考えている。ファンドへの理解は進んだが、まだ我々の業務の本質である「プライベート・エクイティ」(PE)投資はよく知られていない。日本企業が競争力を高めるうえで、上場市場と一線を画してリスクマネーを投じるPEファンドの役割は今後ますます重要になる。日本の年金基金などが日本のPEファンドを通じて企業再生に資金を投じれば、運用利回りを向上させることも可能だ」
「日本の独立系PEファンドの規模では大型投資が難しい。もっと資金量が必要だ。米国では主要な年金基金が独立系ファンドを育てる目的で運用を任せる「EMP」(Emerging Manager Program)という制度がある。独立系PEファンドの育成は、めぐり巡って年金などの受益者の利益にもかなう。日本にとっても有益かつ必要な仕組みだと思う。」