この連載について
プロピッカーとNewsPicks編集部のメンバーを中心に、NewsPicksに集ったプロフェッショナルが日々ウオッチしている専門分野の「2017年」を大胆に予測。ビジネス、テクノロジー、政治経済、世界情勢、そしてイノベーションなど、各カテゴリで2017年のトレンドになりそうなムーブメントや知っておきたいビジネスのヒントを指し示す。
この連載の記事一覧
【アマゾン幹部】デジタル決済は、ショッピングの「未来図」を創り出す
428Picks
【佐々木紀彦】有料、リアル、人。メディア業界の「3つのトレンド」
826Picks
【NYT】2017年の欧州を襲う「ポピュリズムの波」
60Picks
【池内恵】中東政治の軸はロシアとトルコ、米国の覇権は希薄化
99Picks
【石破茂】“シン・ゴジラ騒ぎ”を超え、本質的な議論を目指せ
128Picks
【阪根信一】主婦を洗濯物から解放する、「ランドロイド」の誕生秘話
155Picks
【加藤出】米FRBが15回も強調した、世界経済の「不確実性」
54Picks
【田原総一朗】憲法改正と天皇陛下の退位問題はどうなるか
93Picks
【上山信一×おときた駿】2017年のキーワードは「攻めの都政」
65Picks
【梅本優香里】2017年のアフリカは、スタートアップの投資に注目
182Picks
昨年の大予測では、モバイルにおける情報の見せ方について書きました。
https://newspicks.com/news/1329945
この流れは今年も継続しています。加えるとしたら、音声インタフェースとスマホ以外への意識を高める必要性ですが、現在語れることは少ないので今年は別のテーマにしました。
2017年もNewsPicksをよろしくお願いします!
今回の掛け算についても、デザイン関係なくFactとして存在しており、それが分かりやすくまとまっていますね。
1度ご一緒させていただき、タイアップで3回連載した時も、本当に商材の理解がハンパなかった。
ただキレイにするのではなく、一流のジャーナリストが一流の見せ方を組み合わせている、とても素敵な方です。
櫻田さんは、エンジニア×デザイナーの掛け算があるからこそ、インフォグラフィックスを洗練する引き算のセンスを持っているのかも。
掛け算の発想は凡人がクリエイティビティを持てる唯一のフレームワークであると思う。
クリエイティビティとイノベーション、この2つの違いは区別しておくことが大切だなと自分は考えています。
・クリエイティビティ=アイデアを生み出す行為
・イノベーション=アイデアを採用して組織として実行する行為
クリエイティブになるための○○思考という本やセミナーのインプットばかりで、イノベーションを起こす「行動」「組織設計」が起こせていないという状態にならないよう注意が必要です。
▼イノベーションを生み出すためのオフィス環境デザイン
最後に紹介されているGoogleのオフィスコンセプトは興味深いです。
マーケッター、デザイナー、エンジニアなど、専門人材がコラボレーションする環境デザインは、組織として意図的にイノベーションを生み出すために大切な要素。
デザインコンサル会社であるZIBAのオフィスデザインの記事が参考になるかもしれません。
参考:顧客の潜在ニーズを掘り起こす固有のプロジェクトルーム
http://www.worksight.jp/issues/20.html
※ZIBAのオフィスコンセプト抜粋
・オフィス中心部に顧客を迎えて コラボレートする
・オフィスのコンセプトは「コラボレーション」「クリエイティビティ」「コミュニティ」の3つ
言語で説明できない分、自身の考えやビジョンを絵やデザインで表現する必要が出てきます。複雑になりすぎると伝わらないし、シンプル過ぎても説明が足りない。教科書を読んで勉強するよりも実際に言葉が通じない環境に一歩踏み出してみて、自分自身のデザインを組み立てると、どんなテクノロジーが出てきても応用する力がつくと思います。
この定義が素晴らしい!
ニーズや経済性を度外視して、見た目だけを洗練させる職人ではいけない。この時代変化に適応することは意識して行きたい。