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NewsPicks編集部

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同じ企業の中で、部門どころか、同じ部の中でさえ、グループが違うだけでいがみ合う構図は、日本の大企業では良く見られる風景です。セクショナリズムなのですが、そうやってお互いに示し合わせて無駄な仕事を作り出して長時間働いて給料を得る知恵かなと、時々思いますね。我々PEは、大企業相手のバリューアップでは、よくCFT(部門横断的タスクフォース)を組成しますが、横の部門と初めて腹を割って話した、なんて声をよく聞きます。なんか悲しいですね。
横軸、縦軸は振り子のようにその時々の必要性でガラガラと変えていく事が重要です。
この横軸について、私が昔いた会社では、職能という専門職制度を持ち、任用評価では、事業面での実績考課を縦軸で行い、能力考課を横軸の職能で行うような仕組みを採用していました。
機能別か商品別かというのは常に頭を悩ます組織の課題です。どちらにもメリデメがあります。悩んだ時はどんなメリットを取りたいのか?とシンプルに問い直すことです。今回のヤマハは"組織の壁を取り払い全体最適へ"と目的が明確です。この目的がブレると徒労におわります。
縦と横はいい悪いではなく、両方メリットデメリットのある組織構造。長年1つの形でやっていると弊害が大きくなって来るので、一定期間で変えて螺旋のように会社をよくしていくしかないのだと思います。
この連載について
各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。