自分のスイッチが入った、子どもの言葉
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注目のコメント
起業してて超絶忙しくても、子ども支援はずっと続けようと思っています。
(QAコーナー)
Q:「マイクロファイナンス機関への投資を、フォーラムに参加をした金融機関が手掛けていれば、慎さんは参入するつもりはなかったのでしょうか。」
A:私が何かやるときは、①意義を感じられるか、②得意なことか、③誰もやっていないか、の3点が全てYesの場合に限られます。なお、単なるマイクロファイナンス投資は日本でも増えてきたので、LIPは今は違うことを始めようとしています。
Q:「慎さんは家族にも優しい方なのだと思いますが、もっとみんな周囲の人を大切にするようになる方が、社会は良くなるんじゃないかなぁと思いました。」
A:家族とかその他の人に対しても尽くしていますが(僕は一族の最後の財布です)、そんなのはここに書くことじゃないと思っています。なお、国内の子ども支援は今回書かれているようにずっとやっています。
Q:「チキンカレーとスーパーで仮説思考、、気になります笑」
A:ブログにしました。こちらをどうぞ。
https://note.mu/taejun/n/n8c7212262157
Q:「なんで会社じゃなくてNPOなんだろうか。副業禁止とかありそうだけど、事業としてなすなら株式会社の方がいい気がする」
A:NPOの役割は社会課題に関するR&Dの実施だと思っていて、社会課題を見つけて声を上げ、分析をして、解決のための方法論を考案・試験的に実施したらもっと大きな規模を持つ人に明け渡すのがベストと思っています。LIPの活動はその意味でNPO的なんですね。
Q:「ファイナンスした相手が逃亡して不渡りが続くリスクはないのかな」
A:200人に1人くらいはそういう人がいます。
Q:「なかなかしびれる交渉って、どんなだったんでしょう?」
A:事前に約束していたことがその場でひっくり返るんですね。それ以降、合意事項はその場で紙に印刷して調印することにしました。
Q:「国内の金融機関が殆ど食指を出さない一方で、ヨーロッパで増えている理由はなんなんだろうか。」
A:商品設計はどこも似たようなものなので、販売側の努力と投資家のマインドセットの違いが大きいと思います。これはSRIやESG全般に言えること。マイクロファイナンス債権を証券化するというのはもう10年くらい前からされています。「そんなこと言って、もう来ないんでしょ」時に子どもは本質をつく言葉を突きつけてきます。継続して関わること、とても重要だと思います。子どもには心の裏が見えてしまう。子育てをしている人でも、そのように感じる場面は多いのではないでしょうか。
一方で、児童養護施設の現実を多くの人に知ってもらうこと、子どもたちが新しい風に触れるという意味では、1回の訪問でもそれは無駄ではないというのが私の個人的な考えです。
微力ながらLiving in Peaceの活動を個人的に支援させて頂いており、その過程で同団体が支援する児童養護施設に伺わせて頂く機会がありました。その際、同施設の理事長から下記のような言葉がありましたので紹介させて頂きます。
「「生まれてきてよかった」という気持ちは、明日を生きるエネルギーになる。強いものも弱いものも助け合いながら生きていく。その考えを持ってもらうことが社会的な子育てである。」
教育と養育を考えた場合、教育はできることに価値があると考えますが、養育は存在することで価値があると考えます。また、子ども自身が「この人ではないとダメなんだ」という存在があり、愛着の対象者が存在している状況です。
そして、育てているようで育てられているような相互関係が存在することも、養育の重要な点です。
陰ながら、今後も慎さんの活動を応援していきたいと思っています。
(追記)
誤植がありましたので、修正致しました。人助けをして救われるのは実は自分自身だったりします。助け合いほど心を豊かにしてくれる体験は中々ないのですが、しかし困っている人の側まで行ってそれを実行するのは大きな勇気が必要で誰にでもできることではありません。でも、実は誰にでもできる人助けの方法があります。それをやるだけで必ずどこかの誰かのお役に立てて、時に感謝してもらえて、なんとついでにお金までもらえる方法があります。
それが仕事です。働くってそういうことなんです。自己肯定感は安定した仕事を持つことで急速に高まっていきます。働いてる人はみんなお金以上の対価を毎日もらっているんです。仕事から得られる真の報酬は、自分の成長と自信、役割と居場所、信頼と絆と感謝などです。これらはお金では買えない欠けがえのない財産だと思います。