「2.4%」の活動で、世界を変えられる
コメント
注目のコメント
多くの会社ではNPOとはいえ副業禁止ですが、それが解除されることを願っています。
(QAコーナー)
「北朝鮮には義理・人情で帰属し続けるのに、辛い時期に拾ってくれた会社は自己都合で退職してしまうのが、よく理解できません。」
そもそも本連載で私が北朝鮮に義理人情で帰属し続けているとどこにも書いてないんですが。。。。義理人情は父の話で私ではありません。僕は在日コリアンのコミュニティのためには何かできたらと思っています。
また、恩返しの方法は組織にとどまることだけではないと思います。例えばスポーツ選手の場合世界で活躍することが地元への最大の貢献に成り得ますよね。また、元上司たちから何か頼まれたら基本的に断りません。
「モルスタ時代もおそらく多くの面白い人に囲まれて仕事されていたのだろうと推察していますが、ユニゾンの方々は具体的にどういう点で面白い人たちだと思われたのでしょうか。」
ユニゾンの採用・評価基準の一つは「起業家精神」でした。起業家精神がある人でないと、投資先である企業の経営陣の心を動かせないだろうということが趣旨です。僕のいた頃にいた投資チームの半分弱が会社を辞めてしまったのですが、多くの人が起業もしくはスタートアップ参画が理由です。
「投資銀行からファンドに行く方々も一定数いるかと思いますが、業務を進める上で特にどのようなスキルセットを追加で身につける必要があったのか可能な範囲で教えていただけたら嬉しいです。」
投資銀行でMAアドバイザリーしている人が苦労するのは、会社の経営改善に関するスキルセットですね。会社の課題を見つけてその解決案を考えること。それと、その解決策を実行するには会社の人たちの信頼を得る必要があります。
「「転職は、自分が職場で居心地が良いと感じている時にするべき」はうーむ。どうですかね。雇われの気楽さかな。起業して苦労されてる慎さんが、10年後に自分のスタッフがこの台詞を聞いたら、どう感じるのかな?」
そりゃ活躍中の人がいなくなったらキツイですが、でも同時に全ての人が成長し続ける機会を提供するのは会社の役目だと思っています。僕の場合、投資部門への異動の話があったのですが、人員削減が進む中実現せず、上司は申し訳なさそうにしていました。だから、転職が決まったときは「よかったね」と言ってもらえました。『貧困の終焉』開発経済に携わりたい、携わってる人なら一回は読んだことのある本。貯蓄、品種改良や貿易などによって農家豊かになれるだろう。けれど実際のところ、貯蓄も道路もなく、マラリア/HIV AIDSの蔓延、教育の欠如と人口増加でますます貧しくなる。この悪循環を断ちきるために大規模な援助が必要だというお話。これが慎さんの1000億円規模の資金を集め、第二の世銀をつくる、という根底の思いを作り上げたのかな。
ところで先日のしょうもない質問にも答えていただきありがとうございます…!よかった。笑
Q: 投げられたコーヒーカップがプラスチックのやつであったことを祈ります。。
A: 元上司からメッセージ頂いて、「紙だったよな?」と言われました。笑 はい、紙ですし、コーヒーはもうほとんど入ったなかったです。プロボノやボランティアに関心がある方にお願いしたいのは、「団体が用意するプログラムに乗るのではなく、自発的に応援してほしい」という事です。NPOに一番欠けているのはマネジメントリソース。恐縮ながら皆さんに仕事を用意したり、満足感を得て頂くための余裕がなかなか無いのです。「寄付イベントを勝手に行う」「NPOを企業顧客と見立てて提案を行う」等。10%の時間は、慎さんのように自ら行動する時間に充てて頂きたいと思います。