富国生命:AI導入、34人削減へ 保険査定を代替
毎日新聞
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AI導入のコストは、システム導入に約2億円、保守管理に年1500万円程度。一方、人件費軽減効果は年1.4億円程度とのこと。
AI活用による業務効率化によって具体的な人員削減計画が明らかになるのは珍しいが、この流れは止められない。
富国生命は、日本IBMのAI「ワトソン」を使ったシステムを来年1月から導入。
保険業界では、第一生命保険が既にワトソンを活用した支払査定業務システムを導入しているが、人手によるチェックも並行しているため、大幅な人員削減には至っていない模様。
かんぽ生命保険も同業務でのワトソン活用を目指し、来年3月から試行導入を始める。
日本生命は今月から、全営業職員が保有する4000万件分の契約情報などに基づき、顧客に最適な保障内容などをAIが分析し、営業職員の参考にしてもらう実証実験を始めたとのこと。具体的な人数を挙げるのは刺激的。AI導入の成果といえばそうだが、社員感情は穏やかではないはず。でも、定型業務はいずれこうなります、という一つの事例。