神戸の運営会社が社名変更、「楽天」の名がつく
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サッカー好きの三木谷さんが当時のクラブの負債の完済含めて自己資金でヴィッセル神戸を買収した時に、個人の資産管理会社で名義で買いとったので、クリムゾンフットボールクラブだった。
2014年12月に楽天がクリムゾンの全株式を取得し、名目上でも楽天の完全子会社になった。
ちなみにクリムゾンは、三木谷さんがいたハーバード大学のスクールカラー。ヴィッセル神戸や楽天ゴールデンイーグルスのユニフォームカラーもクリムゾン。この意思決定はJリーグらしくないと感じます。運営会社の名前から富士通を外したフロンターレと真逆ですね。'05年のチームカラー変更も含め、企業スポーツの側面を強化している印象。親企業のマーケティングとしては正しいのかもしれませんが、サポーターや地域に理解されなければ逆効果でしょう。
ヴィッセルが三木谷さん(楽天)によって救われたという事実があるのは確かなのですが・・・。企業名が付いている=地域密着ではない、が本当に正しいのかは非常に難しい部分です。
Jリーグはまさにこの命題を「正」として企業名を完全撤廃してスタートしました。理由はヨーロッパのサッカークラブには企業名が入っていないから。
しかし、近年スポーツビジネス界隈で言われているのは、本当にそうなのかと。例えば、ヨーロッパでもドイツのバイヤー・レバークーゼンの「バイヤー」は企業名だし、オランダのPSVのPもフィリップスのP。長期的にそのクラブを保有しているのであれば、企業名が入っていても良いという考え方です。
また、日本のプロ野球をみても、Jリーグ発足の影響でチーム名に地域名を入れるようになってきました。そして日ハムや楽天が地域密着していないかと問われれば、答えはノーなんじゃないかと。
なので、この件でヴィッセルが地域密着しないかと言われればそんなことは無いと思うし、むしろこれで優秀な人が入って更に活動が活性化するかも知れません。また、イーグルスのノウハウをもっと活かせるようになるかも知れません。