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多くの不確実性の中で、米金利を確かな材料としてシナリオの中心に据えることに違和感はありません。
ただ、大内さんご指摘の地政学リスク、Naoyaさんご指摘の中国リスク、それにくわえて忘れた頃にやってくるエネルギー価格という攪乱項を踏まえると、ただでは収まらない一年になりそうです。
僕も、トランプ政権下で米国金利は上昇し続けると考えますし、「強いアメリカ」を標榜する米国に資金が還流することや金利差の拡大を通して、基調としてドル円は上昇(円は下落)するものと考えています(もちろん、相応にボラは高いので、上下に振幅はあるでしょうが)。ドル円と日経平均株価は、過去5年以上、きれいな相関を持っていますので、日経平均株価はドルにつられて上昇する可能性が高いとも思います。

しかし、これらはすべて需給による相場変動であり、筆者も指摘しているように、日米ともに過去の経験則からみたPER等々は「買われ過ぎ」領域に入っています。皆が「需給相場に業績は関係ない」と言うようになると、昔のバブルの頃を思い起こさせます。強気相場の後ろでテールリスクは高まっていると思います。
メインシナリオとしては「米長期金利上昇→円安→日経平均高」のトレンドを予測していると。気になるのはリスクシナリオを含めて米長期金利とドル円、また日経平均の下限の具体的な数字をどう捉えているかですね。日経平均の上限は22,000〜23,000円と予測されていますが、私が知る限り上限については概ね21,000〜23,000円と予測されている方が多い一方、下限についてはリスクシナリオがいくつも描けることからばらつきが大きいように思います。

ちなみにあくまでも現時点での話ですが、以下の記事で示されている日経平均、ドル円のレンジが個人的な相場観に近いものになっています。ご参考まで。

「2017年は日本株高・円安に 地政学リスクで乱気流も」
https://newspicks.com/news/1980721

本記事についてはせっかく昨年も同様に予測を出されているのですから、まずはその振り返りから入っていただきたかったですね。予測が当たったか外れたかよりも、どこが正しくどこで間違えたか検証することに意味があると思いますので。ちなみに昨年の予測記事は以下で、現実の昨年、2016年の日経平均のレンジは14,864.01-19,592.90円でした。

「大回り3年、今年はアベノミクス相場の曲がり角だ(広木隆)」
https://newspicks.com/news/1329949
>リスクは、ここで述べたように米国経済が良くなり過ぎる、過熱してバブル気味になることだ。

バブルもそうですが、米国一国が強くなって投資がアメリカに集中することで、新興国の通貨が売られ、新興国でインフレが猛烈化し、内政不安が起こり、紛争・テロ・戦争といった事態になりかねない点で、国際情勢が株価の重荷になることが懸念されます。

また、Naoyaさんのコメント同様、中国経済もリスクを抱えている上、米中経済戦争的なことになれば、国民の目を逸らす意味でも東アジアで極端な行動を起こしかねず、これも日本のマーケットにおいても懸念すべき事象となるでしょう。
確かに、プラザ合意は当時の主要先進五か国で決定されましたが、現在の国際協調の枠組みはG20ですから、合意は相当困難でしょう。
久しぶりに広木レポートを読んだ気がします。
米国金利は世界中からマネーが流入するから金利は上がる、と言うところまではずっと納得できます。株価が上がりすぎるイコールCAPEが25倍を超えると暴落のリスクがあるから、と言うあたりはマネーが流入する中、バランスを取るのが相当難しいシナリオのような気がします。
歴史は繰り返す訳でして、PERが28%を超えているという事実から、Why?ではなく、When?の視点で話をしなければならないような気がします。

トランプ氏が当選しただけで、実態なく、期待による株高は長くは続かないでしょう。

月並みですが、要はトランプ氏は市場の期待に応えられるか?という事です。
米国金利の上昇圧力が日本にも波及する。アベノミクスの燃料切れと日銀総裁の後任人事も相まって、長期金利のコントロールが難しい1年になりそうですね。
この連載について
プロピッカーとNewsPicks編集部のメンバーを中心に、NewsPicksに集ったプロフェッショナルが日々ウオッチしている専門分野の「2017年」を大胆に予測。ビジネス、テクノロジー、政治経済、世界情勢、そしてイノベーションなど、各カテゴリで2017年のトレンドになりそうなムーブメントや知っておきたいビジネスのヒントを指し示す。