「この世界の片隅に」が興収8億、動員60万人突破
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ちょうど昨日子供を連れて見て来た。7歳の子供には少し怖かったり難しかったりしたようだけど、それでも2時間集中して見ていた。個人的には絵は綺麗だけどストーリーが幼稚な「君の名は。」よりはるかに優れた作品だった。何よりのんさんが素晴らしい仕事をしている。
先々週に観ましたが、なんというかいろんな感情がぐちゃっとかき乱される感じです。
やはり戦争ものとはいえ、庶民の生活を丁寧に描いたからこそ「自分ごと」として見ることができるので、そこまで感情が揺れ動いたのではないかと思っています。
あと自分のばあちゃんとすずが同い年なので、こんな暮らしをしてたのかというのも感じられたのも大きいのかもしれません。話には聞いてましたが、空襲を受けてて地元の当時の写真がほとんどないので。
今の時代では「はだしのゲン」は刺激が強すぎるようになってきてると思うので、子供に見せる戦争映画としてはベストな映画になると思います。「シンゴジラ」も「君の名は。」も、そして「この世界の片隅に」も、ひとの手では御しがたい出来事に遭ってしまう。すべてのヒットは、なにかを暗示している気がしなくもない。
人智におよばない事にたいして、それぞれのアプローチはちがうように、おもえる。「シンゴジラ」は、なんとかアンダーコントロールしようとするし、「君の名は。」は、なんていうんだろう、日本の中世の古典にあるような、おもいをかなえるような雰囲気がある。
「この世界の片隅で」はなんだろう...宿命を受けざるを得ないようなかんじかなぁ。そのなかにあって、絵を描くことが好きなすずが、それにより救われていることは、深いかんじがした。
のんの声はよかったなぁ。おかげで、Lineの、のんの音声入りスタンプを購入してしまったぜ。