将棋:ソフト使用疑惑「不正の証拠ない」 第三者委
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こういうのって「疑われた時点で何かあるよね」って思っちゃうのは当然なんだけど、それを言っていたら、悪意のある疑いに対しての対処ができなくなってしまう。
「白」という結論が出たなら、その人を「完全な白」として扱うのは、将棋界のみならず社会で生きていく上で常識だと思っている。
平気で「黒だと思う」とか「グレー」とか言っちゃう人は考え直した方が良い。第三者委員会は「シロ」と。これ以上の潔白は悪魔の証明ということですね。三浦九段の不正告発をした渡辺竜王が竜王を防衛した直後にこの結論が出ることは、この上ない皮肉です。将棋界は結局全員で損をした。
三浦九段は、棋士にとって最高の名誉である竜王戦に出場する機会を逸し、逆に不名誉なレッテルを貼られてしまったことは、逃した賞金額(敗れたとしても1590万)を遥かに超えるダメージでしょう。
この一件は、棋士の美学と良心に甘えて連盟のスマホ不正対策が遅れていたこと、棋界全体に蔓延っていた疑心暗鬼、三浦九段が(おそらく無自覚に)他棋士の信用を欠いていたこと、そして将棋界が一致率というものを正しく理解していなかったこと、が重なった悲劇だったんだと思います。