【一風堂】“逆輸入”で進むラーメンのグローバル化
第1回:一風堂が海外展開で成功した理由。キーワードは「舞台」
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色々なラーメンの在り方があると思う。お店を広げないで拘る方もいるし、一風堂のようにオペレーションを確立して拡大するのも一つ。拡大させる中で、ファンから反発も生まれたかもしれない。それでも、個人的には一風堂というか、日本発祥企業がそのど真ん中にいてほしい。
伝統にこだわることも重要だし、こだわり続ける人がいることも重要。一方で、日本でカレーが独自の進化を遂げたように、伝統に敬意を払いつつ変わっていく人がいることも重要。そしてそのなかで、日本食なのだから、他国の企業がど真ん中にいるより、日本企業にそれを主導してほしいし、経済的メリットも最大に受益してほしいと、自分は思う。
とんこつが売りの一風堂がハラル的な観点を気にして、チキンベースのラーメンを作るなんて、これぞまさにグローバルに考えローカルで行動するという、G(グローバル)とL(ローカル)の絶妙なミックスですね。
「とんかつラーメンを一つ、マルガリータを一つ」笑
一風堂の『逆輸入』で進むラーメンのグローバル化。ニューヨークで成功成功させた高級ラーメンの店を日本に持って来ます。グローバルとローカル日本のDNAである伝統とイノベーション、相対立すると思われる要素をうまく使っています。
上のような注文にやっぱりなれるのに時間かかりますね。早めに練習してみましょう。
インタービュー中に作家のコット・フィッツジェラルドの下記の名言を思い出されました。
『第一級の知性を計る基準は、二つの相対立する思想を同時に抱きながら、しかもそれらを機能させる能力を維持できるかどうかということである』
「とんかつラーメンを一つ、マルガリータを一つ」笑
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