400万人が読む米女性メルマガ「Skimm」 クリスマスBOXはもう完売
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Skimmはミレニアルズ世代の女性に人気のニュースメルマガです。以前LAで街頭インタビューしたときに、20代の女性2人からSkimmを薦められました。
パーソナライズされているわけでもなく、NY時間の朝6時にメールでニュースが届くだけなんですが、読みやすい文体で長すぎない分量。「ちょっとシニカルで情報通の女友達が、その日知っておくべきニュースをまとめて届けてくれる」という設定で書かれています。その理由は、寝起きにベッドで読んでも頭に入る内容だからだとか。平均開封率は35%。しっかり習慣化している感じがうかがえます。
もうひとつヒットしているのが、アンバサダー制度。Skimmの新規会員を10人集めるとグッズがもらえたり、1000人集めるとNYのSkimmオフィスに招待されたりするそうで、アンバサダー=コアのファンが15000人もいるところも強みになっているようです。Skimmは、ミレニアル世代を相手に、
①特に興味はあるニュースはない
②でも、世の中のことは知っておきたい
③かと言って、面倒くさいのは無理
という3点をうまく押さえたメディア。
(特に①がポイント。
ぶっちゃけ、知りたいニュースなんて明確にはないから、それっぽく万遍なく知れるのが大事。)
でも、そういう一般的かつ便利ポジションになりがちなメディアが、「to Cでモノを売って、そのブランド力だけでモノが売れる」ブランドをどう築いてきたのだろうか?
気になる!Meryめざすべきだった見本か。
「「theSkimm」は、NBCニュースに勤務していた女性二人組、カーリー・ゼイキンとダニエル・ワイスバーグが2012年に始めた日刊のメールマガジン。」