台湾「緑色企業」を襲う、中国圧力の恐怖
NewsPicks編集部
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台湾の人とビジネスをしていていつも思うのが、彼らは中国との関係を、政治思想的、経済的そして軍事的に切り分けて解釈することに極めて巧みだ。だからこれからもビジネスではとことん繋がっていくけど、思想的につながることはないだろう。同じ民族で国を隔てた経験のない我々にはなかなか理解しがたい感覚だ。
海覇王というのは、鄭成功のニックネームですよね。日本人の母と中国人の父の間に生まれて、滅亡しつつあった明朝の再興を期して、一旦台湾を本拠にして大陸の清朝への反攻を企図しつつ亡くなった悲劇のヒーローです。何とも皮肉な話ですね。
我々がとやかく言っても、「1つの中国」論がまかり通るとすれば、「中国国内の問題に外から口出しするな」となり、内政干渉との批判が出ることで、なかなか外から批判しにくい面があります。
でも、こういう「1つの中国」を浸透させるために、それこそ過去から中国共産党はプロパカンダ費用を含めて1兆円を超えるお金を投資してきた、と聞きます。やっぱり中国、したたかですよね。
だからこそ、台湾と直接やり取りをし、「1つの中国」に異議を唱えるトランプ氏の行動は桁外れにインパクトが大きく、今までの中共の莫大な投資を無駄にする破壊力があったってことになりますね。