バーバリーなき三陽商会、業績不振の深刻度
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マッキントッシュの日本でのライセンスを保持しているのは八木通商です。
日本でマッキントッシュやモンクレールを広めた企業です。
八木通商 → http://www.yagitsu.co.jp/ja/
八木通商はマッキントッシュのセカンドブランドのトラディショナルウェザーウェアやバブアーなども展開し非常に「目利き」にたけたセンスのいい企業です(去年読んだ記事では好調とあります。非上場)。八木通商の社長は当初、三陽商会の「マッキントッシュ ロンドン」には乗り気ではなかったそうですが、三陽商会の経営人の熱意とマッキントッシュの責任者が「マッキントッシュ フィロソフィー」に「マッキントッシュ ロンドン」が加わってもポジショニングできるという判断から立ち上げを決断しました。絶対失敗させられない思いで普通の商社では考えられないほどサポートしているそうです。
「マッキントッシュ ロンドン」は9月は前年比を割りましたが10月からプラスに転じています。「マッキントッシュ フィロソフィー」との相互関係を生かしたブランディングをすればさらに伸びると思います。
八木社長の理念は「リスクに対してリスクを恐れない」
八木通商は今年で70周年。バーバリーを中心に拡大していた山陽商会。インポートのライセンスを日本全体として苦戦。インポートを扱う業界全体も苦戦。好調なのはルック(旧レナウンルック)位。自前で開発、販売するSPAで起動に乗せれるかがカギになる。
三陽商会は小売の経験が無いので「売り方」がわからないのが最大の弱点。
セレクトSPA事業のラブレスやECのSANYO iStoreが大きくブレイクしない理由はここにあると思います。
先ずはそのような「売り方がわかる」人材を外部からスカウトしてくるなど、かつて吉井雄一氏をCDに起用したときのような大胆な人事政策が必要なのではないでしょうか。