【須藤憲司】2017年のマーケティング業界の3つの論点
コメント
注目のコメント
2017年大予測という事でNewspicksに寄稿させて頂きました
まあ、大体こういった予測というのは外れるので、何かを当てに行くというよりも自分が今1番興味あるテーマから掘り下げていくという事にしました
ご笑覧下さいちとテーマが広すぎたでしょうか。逆に「マーケティング業界とはなんぞや」ということばかり気になってしまいました
経営用語のなかでも「マーケティング」ほど、定義のぶれる言葉もないですね
狭義ではプロモーション的な意味だし、もっと掘り下げれば以前ネスレ高岡さんが語っていたように「マーケティングとは問題解決だ」みたいにになってしまう
語源を辿れば「market」+「ing」なので、市場で売るためのあらゆる行為を指し、そんな「業界」ねーよ、となってしまいますちなみに2016年大予測のマーケティング記事はこちらですね。
2016年、マーケティングは「原点回帰」する(武井涼子)
https://newspicks.com/news/1321250
2017年のマーケティング業界にとって一番の注目ポイントは、USJを退任した森岡さんがどの業界に移るのかということにあるかと笑
少し真面目にコメントすると・・・
①大きな流れはオートメーション化と統合化で間違いなし
昨年の記事でも予測されている通り、「オートメーション化」は必然の流れ。
ネット広告の手法やメディアが増えてきており、統合的に管理し、自動で分析とレポーティングをするツールは2017年に一気に進化すると予測しています。
ここに、マーケティングデータだけではなく、営業データや財務データなども統合されていくはずです。
②統合データの分析・戦略立案ができる人材不足は全組織の共通課題
分析できるデータは増え、統合される流れではありますが、圧倒的に使いこなせる人材が不足している。
代理店側の動きとしては、アクセンチュアデジタルや電通デジタルなどの、統合的・戦略的にクライアントを支援するサービスが本格的に始動したのが2016年。
2017年は海外で一般的な指名代理店制(Agency of Record)が、さらに需要が増えてくるのではないかと考えています。
それだけ、デジタルマーケティングを取り巻く環境は複雑化している。
③テクノロジーはブロックチェーンに注目
2017年に一気に変化は起きないかもしれませんが、ブロックチェーン技術はマーケティング業界も無視できなくなってきている。
実際に、ネット広告とブロックチェーンを組み合わせたサービスの実験も始まっています。
ブロックチェーン技術を活用した、日本から始まる未来のお金「c0ban」
https://newspicks.com/news/1831524
ブロックチェーンにより、広告がアセットの価値を高める役割を担える可能性もあり得そうです。
オートメーション化、統合化の流れにブロックチェーンが絡んでくると、広告宣伝費という考え方が一気に変わると予測しています。
以上、好き放題、根拠薄めでコメントしてしまいました。。