エース人材は、弱小子会社に放り出せ
NewsPicks編集部
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大企業な優秀な人材の教育・再教育の一環として、子会社の活用や、JV・ベンチャーの活用を真剣に提案しています。なかなか社内調整や、法的な枠組みが大変ですが、それだけにきちんと実践して成果を出す仕掛けができたならば、画期的だと思い日々試行錯誤しています。
個人の体験でも、小規模の事業の経営経験はビジネスマンとして一番勉強になると考えています。失敗の数やパターンが多ければ、新たな事業を起こす時には必ず役立ちます。かわいい子には旅をさせよ、ですね。大きく成長して帰ってくるか、本社に幻滅してそのまま離れるか。
日本では出向期間中の実績が本社の経験よりも価値が低いことになってしまいます。端的に言えば出世は遅れるし下手すると後輩に抜かれます。多分人事が判断できないんですよね。このガッカリ感は大きいですよ。外から価値が高い経験や実績が中では評価されない。これは充分な転職理由です。「日本の大企業のR&D部門には、優秀な人材が眠っている」と語る伊佐山氏。たしかに私の大学友人でも、理系分野のぶっ飛んだ人材が、研究室の推薦で有名メーカーに入り「あれ、案外普通だな」と思った覚えがあります。そうした人材のポテンシャルをいかに解放するかが、当該企業だけでなく、日本全体の成長の鍵を握るのかもしれません。