ニトリ、かつて苦戦した中国で出店加速。“第二のユニクロ”になれるか
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ニトリの海外店舗について、2016年8月時点で台湾24店舗、米国5店舗、中国8店舗と合わせて、国内・海外の合計店舗数は437店舗となっている。
また、2032年には3,000店舗達成というビジョンを掲げている。とくに中国国内では2022年まで100店舗を展開する見込み。
注目のコメント
勝手に呼ばれた気がしてますが、中国の家具/ホームファッション市場の動向はいまいち情報が少ないです…。
主要どころだとIKEAが中国全土で現在21店、無印良品が約200店とまだまだ拡大途上で、レッドオーシャンという感じではないです(Yoshidaさんのコメントが大変参考になります)。
無印なんかに聞くと、中国では日本向けよりも少し大きめのサイズの家具の需要が強く、マンションも日本と違って作り置きのクローゼットが少ないので収容家具や棚が人気だそうです。
IKEAも無印も中国では通販の売上構成比が高いようなので、ニトリも対応は必須だと思います。
創業者の似鳥氏は年初に会長に退き、院政を敷きながらも自らは海外事業に専念すると発表しましたので、現在の10店体制から怒涛の攻めを見せるのではないでしょうか。
おそらく出店は1級都市の周辺あるいは2級都市だと思います。
ニトリは四川大震災の際に多額の義援金を出してますので、同省との関係なんかは良好なはずです。「日本企業が」とか「物流拠点が」以前に、中国のインテリア・ホームファッション市場がどのようなトレンドというかニーズがあるのかが論じられた記事が読みたい。
【追記】
チワワ氏、ありがとうございます!
さすが期待を裏切らない!!
>マンションも日本と違って作り置きのクローゼットが少ないので収容家具や棚が人気だそうです。
なるほど。雑貨より家具類のニーズが高いという事は客単価もあがりそうだしマーケットしては有望ですね。逆の視点では店舗はショールーム的役割を果たさなければならず中~大型店での出店が必要でしょうし、在庫保管の為の倉庫面積も広くなりそれなりに設備投資は必要になりそう。投資と回収のバランスを取りながらという事でしょうかね。中国だとどの地域でも家具市場があり、そこで大型の家具やら便座やら給湯器やら何でもかんでも買って揃えるのが多いですよね。なぜなら、マンションをスケルトンで購入するのが一般的なので、日本よりも家具選択の自由度が高く、且つ自分で揃えるべき家具の種類が多いからです。
家具購入の習慣が日本と大きく異なるので、そこへの対応に苦慮しているように感じます。
また、最近だと家具市場で大体ブランドを決めた上でECで揃える、というパターンも増えてきています。据え付けもサービスでやってくれるので、便利です。こちらも日本とは異なるところ。
なお、コメント欄で二級都市への展開に触れられていますが、大いに有り得ると思います。何しろ、地方政府から私のところにも、ニトリを紹介して欲しいと引き合いが来るくらいですから、、、。家賃は優遇してもらえるように思います。