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なぜTwitterは日本における最強の投稿サービスなのかを考察してみる/古川健介

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  • ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    これは濃い内容w

    創業者のEvan Williams とJack Dorseyのプロダクトフィロソフィーの違いの下りはほぼ合っています。ただし、Jack DorseyはあくまでStatus updateツール的なイメージが強く(要件の発信)、感情共感型な意味合いはゼロでした(Twitterのアイデアを着想した際のプロトタイプのプロダクト名はSTATUS - スタータス でした)。

    皮肉なことに、Twitterが米国を中心にユーザー数を伸ばし始めたのは、JackがTwitterから追われ、EveがCEOに就任してからでした。EveはTwitterを個々人の興味関心で緩く繋がり、情報を得たり、そっと呟いたり、時には青年の主張をする "town square" (ヨーロッパの街の中心地には大抵広場があり、そこで人々は特定の目的もなく集い、見知った人ととりとめもない会話をしたり、大道芸を見たり、演説をしたり/聞いたり、鳩に餌をやりながら呟いたりしている)と見なしていました。これがEveの"What's happening?" です。まさに、日本でのTwitterの使われ方だったわけです。

    とりあえず、元Twitterの中の人からの豆知識でした。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    情報共有・感情共有・匿名・片側承認という観点での整理、とても面白い。97年からネットをはじめて、昔から掲示板も使ってきたので、自分なりの見え方をコメントしてみる。

    情報共有したいのは、情報に飢えている人。元々情報を持っているので、情報リテラシーが高く、匿名でも回る(アーリーアダプター層)。たたマスに広がらない。マスに広がるのは、記事にあるように感情共有。
    感情共有は「王様の耳はロバの耳」的なつぶやきと、感情共有より感情増幅、「集団イジメ」に近い二つがある。マスに匿名で拡大した時に、この感情増幅の対処がとても難しい(炎上)。Twitterは、感情共有も感情増幅も、フォローせずともRTやファボというボタン一つでできるので、極めて拡散(延焼)しやすい。感情面と情報リテラシーギャップも「誤報拡散」につながる。
    炎上は、情報共有が目的の人にはノイズで、離脱につながりやすい(それでも情報があるから使い続ける人もいるが)。またつぶやきたいだけなのに炎上することは、「王様の耳はロバの耳」をしたい人にNG。だから鍵アカもできた。
    記事にもあるが、このように自分で色々制御できるから、Twitterは最強の投稿サービスになっていると思う。一方で、感情共有にフォーカスしているゆえに、マネタイズが規模の割に進んでいないのがビジネス面での拡大(炎上含めたブランド面もあろう)。

    炎上防止という観点は評価の精度がキー。実名制度や相互承認もそれの一つだが、相互だとネットワークが拡散するスピードが遅い(Facebookで友達がいいねしたものがタイムラインに流れたり、友達オススメするのはそこのスピードへの対処という理解)。逆に片側承認で、ネットだけの世界の場合は、評価が偏るリスクがある。
    あと、UberやAirbnbとかはリアルの体験があり、金銭授受もある。なので、無限に評価ができないし、しっぺ返しがある。一方で、食べログなどは、そこに記事投稿をするには食べログとの金銭授受(食べログ予約)が絶対条件ではない。なので、過度に高評価・低評価を行うディスインセンティブがなく、評価が歪みやすい。
    TwitterやPicksもだが、情報だけの場だと、一層評価制度設計が難しい。インセンティブ・ディスインセンティブの設計が一番キーだと思っているのだが、まだ答えは見えていない。


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    毎日新聞 客員編集委員

    ツイッターが好きな私としては膝を打ちたくなるリポートです。すぐれた日本のSNS同時代史でもあります。2ちゃんねるとミクシィの機能を見事に取り込み独自の進化を遂げる日本のツイッター。それは創業者の意図を超えて日本のユーザーがつくりあげた。なるほどです。


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