パルミラ遺跡また陥落 イスラム国、破壊の恐れ
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アレッポ攻防の隙を突かれた形ですが、それにしてもシリア軍の脆さが目立ちます。
パルミラ周辺は完全な砂漠で、空爆が威力を発揮しやすい地形です。
それだけに、ロシアの空爆支援があれば、容易に撃退できそうなものですが、たった3日の戦闘で政府軍の死者だけで100人以上だしたということは、組織的な防衛戦ができていなかったということになります。
砂漠ゆえに、浸透されて補給を絶たれると弱いのと、撤退したのがシーア派民兵との報道があることから、精鋭部隊はアレッポに転出し、ヒズボラなどの外人兵が守りの主力だったのかもしれません。
何れにせよ、予想外の攻勢で、ISの健在ぶりを示したことで、内戦の行方は、又混沌としてきました。人類の歴史を語る貴重な遺産がこのような一時期の狂気というか何というかで無くなってしまうかも、な事態に追い込まれている、ということそのものに、人間の限界というか寂しさを感じる。ブレクジットやトランプ勝利も、オリンピックの膨れ上がる予算の削減に抵抗する人たちも、元は同じようなこと。短期的な自分の利益が大事で、世界や長期的なことをあまり考えないってことなんだろうと思う。
パルミラ遺跡また陥落 イスラム国、破壊の恐れ
「北部の激戦地アレッポで反体制派を圧倒しつつあるアサド政権だが、国際的に注目度の高いパルミラからの敗走で弱さを露呈」「政権軍はロシア軍の空爆支援を受けて応戦したが、持ちこたえられなかった」