新着Pick
813Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
一気に書き上げて、お家に帰りました。すでに問題は表沙汰になっていますが、私たちニューズピックスも 渾身の記事を書いていきます。緊急で経営批判となる連載をやろうと決めることは、それだけ取材力と筆力が問われるため、なかなか気合の入ることです。ぜひ応援してください。

そして、これは本心ですが、私はDeNAという会社と南場さんが好きです。
かつてナチスの裁判を傍聴したアンナアーレーントは、執行役の官僚であったアインヒマンのことを「悪の凡庸さ」と評しました。世紀の大虐殺が想像力の欠如した「凡庸さ」から生まれたと。

上部の決定したことには「真面目に従う」ドイツ人や日本人が第二次大戦時に残酷な行為に手を染めてしまったのはこのような「凡庸さ」が関係しているのかもしれません。

DeNAをそれになぞらえるのは失礼な話かと思いますが、本件はDeNAの決められたことはちゃんとやり切る、「真面目さ」と、その最適化について方向性を疑うことなく走り切る「凡庸さ」が結実してしまった悲劇に思えてなりません。

DeNAを尊敬する方(私もその1人です)の多くは、その「真面目さ」、「やり切る力」を賞賛するわけですが、そんな企業だからこそどの方向に走るかという初期設定条件を間違えてはいけない。ですので意思決定者の判断はそれなりに重いと考えます。
倫理(というと大げさ。社会的に悪いことをしない、正々堂々とできることをするという程度の意味)と商売。一見、二項対立のように見えるが、世の中の「二項対立」のほとんどは時間軸を長くとれば解消する。正々堂々とできる商売でないと長期利益は取れない。「倫理的」であるほど長期的には儲かる。とかく短期志向になる中で、長期視点を確保する。それが経営の本質。
本件の問題は、優秀なリーガルアシストが不足していたことが最大の原因だったように思えます。
社内弁護士にしろ顧問弁護士にしろ、法的側面だけでアドバイスしていたのではダメ。

企業買収にあたっては、シナジーによってNPVがプラスにならない場合が多いので、そういう案件は根拠を示して「慎重対応」をアドバイスすべきです。

資産もしていない社内から「高い買い物」と言われれば、最低限試算すべきでした。
たいした計算じゃありません。
資料さえあれば、1日あれば出来ます。

法的問題点は言うまでもなく、そういうアシストがなかったのでしょうか?
このタイミングでこの特集を出せる事が凄すぎる。お仲間ばかりのベンチャー内部からは難しいし、既存メディアには伝手がないから、NPが唯一無二のオンラインサービスであるという認知が高まる。一方、ここのところバズってたキュレーションやクラウドソーシング周りのビジネスは、この一件で壊滅してしまいそう。
これも読ませる記事。ネット界隈はしがらみだらけで、この話題に関してはおそらく実名ピッカーの業界の人は何も書けないだろう。

ここに空気をあえて読まず突撃する、しかもしっかりトップメディアのクオリティで攻めるNPはやはり良いですね(ステマです)

しかし、冒頭にあるように、スタートアップ界隈のエコシステムはクローズドで属人的で小さなコミュニティで回っている。人が信頼したという事実が、自分の信頼に置き換わり、いつしか重要な意思決定につながる。

今回の例も、クローズドで招待制のB Dash Campというスタートアップ界隈の重要イベントでの出会いという事実が、守安さんの信頼にすくなからず寄与したのだろう。むろん、その主催者であり、恐らくリード投資家であるB Dash Venturesの信頼感も、DeNAの意思決定に繋がったのではないか。別にそれは悪いことではなく、効率的な市場メカニズムではあるが、時にそれが悪い結果につながることもある。

そして、もしかしたら高いバリュエーションを正当化するために、無理のある事業計画を提示し、それをコミットしてしまったのではないか。それが達成できなければ、もしかしたら減損というリスクもある。高く売りつけたい売り手と、今の資金はあるが喉から手が出るほど成長分野が欲しい買い手、その両者の無理が、理念をかき消すプレッシャーになってしまったのではないか。

わたしは事実関係は全く知らない部外者で、だからこそこういうコメントも書けるが、きっと中の方々には、何も書けないのだろう。しかし、中長期的な産業も発展のためには、中の人こそ、今回の学びを表に話してほしいと思うのです。

全くの見当違いであったら、すいません。連載の続きも楽しみです。
モノ作りだけが素晴らしいわけではないし、モバイルインターネットの世界を舞台にコンテンツで戦う日本企業は応援していきたい。我々もそういう企業に複数投資をしている。Search Engine Optimizationもその一つの要素だ。
だけど、DeNAを見ていると、高成長の裏で、「Delight and Impact the World」なる立派な企業理念が本当に現場に根付いているようには見えない。この連載を通して、DeNAから学ぶべき点(反面教師にすべき点を含む)をしっかり学びたい。そしてDeNAの復活を願いたい。
企業のミッションの定め方には「対社会」「対顧客」「対会社」「対社員」などのパターンがあります。

対社会 フェイスブック「誰もが情報を共有できる、オープンでつながりのある世界を実現する」

対顧客 アマゾン「地球上で最もお客様を大切にする社員であること」

対会社 サイバーエージェント「21世紀を代表する会社を創る」

対自分 リクルート「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

どれが良い悪いというものではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。

日本のインターネット企業は国内マーケットが限定的であり、拡大するためには早いタイミングで多角化していかざるを得ないことが多いです。また、環境変化のスピードが速く、どうドメインを広げていくかを決めづらい。

よって、対社会のミッションを掲げ、誰にどんな価値を提供するかを定めることで、ドメインが限定されてしまうと、経営はやりづらくなる。

一方で、対自社や社員のミッションを掲げると視点がどうしても内向きになり、顧客や社会が後回しになるリスクがあります。

リクルートはリクルート事件を機にミッションが「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というものから、「Follow your heart」に変更になりました。内向きな風土を一気に変えるためと認識しています。

しかし、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」も決して全否定されるようなものではありません。今でもリクルートに行けば、その言葉が書かれたプレートが多くの社員の机に置かれています。

DeNAは以前、「永久ベンチャー」というミッションを掲げていました。対自社のミッションが悪い方に出ると今回のようなことが起こるかもしれませんが、かといってDNAそのものを全否定しなくて良いと思います。リクルートのように、今まで積み上げてきたものに、新たな要素を加えて、進化していくべきだと思います。
このタイミングで、このタイトルで8回にも渡る特集を組んだ編集部にまずは拍手。
本件に関しては「NPは結局身内、お友だちに甘いのか」的なコメントや、果ては「村田マリさんに取材したこともあり責任の一端があるのでは?」みたいなメチャクチャなコメントまでありましたが、そうした雑音はなくなりそう
現在、第三者委員会の分析も同時に進んでいると思うのでそちらで出てくる内容と付き合わせながら読むのが良いんでしょうね
リーガルのテクニカルな問題より、ここで言う「哲学」が根本的に問題。数年前に、プライベートな場ですがDeNAの中の人にこの問を発して議論したことがあります。

シリコンバレーで大成功する企業は、なんらかの哲学があり、それは表面的なお題目ではなく経営の根幹に染み込んでいます。私が昔お世話になったホンダにもそれがありました。DeNAだけでなく、いくつもの日本企業において、こうした一貫性が感じられないのをずっと問題だと思っています。
この連載について
ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営するメディア事業で、次々と明るみになる、記事の粗製乱造や医療情報の不適切な取り扱い。成長を追いかけるあまりに、上場企業として踏み越えてはいけないモラルを破ったDeNAの、歪みの根源を探る。
株式会社ディー・エヌ・エー(英語: DeNA Co., Ltd.、以下DeNA)は、日本の企業。 ウィキペディア
時価総額
3,043 億円

業績