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ものすごく新聞っぽいインタビューでした。記者の方は「『社会にこんなインパクトを与えたい』といった哲学がないままに、優秀なエリートが数字だけを追いかけたことが問題の原因だったのではないですか」という文学的で情緒的な仮説を持ち、それを引き出そうと繰り返し質問されているが、守安さんは経営的な視点からただ聞かれた質問にありのままを答えているのでまったくすれ違っている。

「DeNAには顧客を大事にする心がなかった。社会にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫びします」みたいな情緒的な回答を期待したインタビューだったのでしょうか。
梅本さんが指摘してるのがほぼ言い尽くしてる気がします。最後まで噛み合わないインタビューの主因はインタビュアー側の問題が大きく感じました
何らかの仮説をもってインタビューに望むというのは必要なことと思いますが、仮説のピントがずれると最後まで噛み合わないまま。その意味では梅本さんは「新聞っぽい」と言っていますがもう少し幅広くとらえれば「旧来メディアっぽい」感じで、「東海岸のおじさん読者の溜飲を下げることにストーリーをあわせる」という基本行動になっている気がしました
NPには期待してる分だけ、また後藤さんの取材力は素晴らしいと思っているぶん、辛口のコメントですいません
1999年にDeNAを立ち上げて、2001年に作った経営ビジョンは「リユース、リサイクルを通じて循環型社会の形成に貢献する」と「新しい流通インフラを構築する」であったということ、それが上場時に投資家に説明していた内容だったことは初めて知りましたが、それが主力事業の変遷と共に変更されていったという。順番が逆なのではないかと思います。経営理念というのは基本的には守るべき憲法で、そのために集まった仲間は、それを貫徹するのが筋。株主もそれを信じて投資しています。だから、そこからはみ出す場合は、それでいいのかをじっくり検証し、社内のしっかりした意思決定をし、「憲法改正」をした上で、かつ、株主にもそれがなぜ株主利益にも叶うのかを説明してから、踏み出すのが正しいと思います。それが結果的には不祥事を防ぐことにもなるのではないでしょうか。生き馬の目を抜く業界でそんなことをしていられないのだというなら、上場すべきではありません。
記者がズバリ切り込んでいるが「成長の上で、グレーゾーンは必ず通る」と考えている企業トップは実は少なくない。最近も支援している会社の知人と話をしたが、あるIT系ではない、現在では有名になった企業の今の表の顔と過去にその会社が成長のためにしたグレー(というよりも限りなく黒)なことを聞いて愕然とした。同じ業界にいて恥ずかしいが、特にネット系ではこのように考えている人は少なくないのだろう。

ビジョンやミッション、企業理念といったものは、やることやらないこと、どのようにやるかを考えるのに必要だ。文書化する際には想いを込めるが、同時にそれらが成長の足枷にならないようにも考える。守安さんたちがどのように変えてきたかは良く伝わるが、文書化しなかったもの、できなかったもの、そういった不文律のところにこの会社の根が深い問題があるようにも思う。

特に、何をするの部分ではなくて、やり方の部分。何をするかは時代によって変わっていくのは、ある意味当たり前。どうやって成し遂げていくかに、その会社のカラーが出るのだろう。
なるほど
これは、何人かが指摘してたけど、メディア対応としてあまり上手くない気がする

ちなみに私は大企業の新規事業出身だけど、法務や経理入れてビジネスフローを構築するの当然だったし、これが言い訳になった事はない
唯一、労働時間については、さすがに新しい事業立ち上げてベンチャーと戦ってるんだから、もっと残業規制を緩くしてくれとお上に食ってかかったら、バッサリとダメだと言われた
ルールを守って勝てが鉄則だった

色んな大企業がキュレーションをやってたから、おそらくは皆でグレーゾーンに踏み込んでたんだろうから、一般的な法務がガチャガチャ言うと遅くなるという問題とは種類が違うと思う

事業スピードが遅くなるとか安易に言う人が多いんだけど、私はそうは思わなくなった
きちんと手順踏んでもスピード落ちない方法は沢山あって、結果的にはそちらの方が楽だし、手戻りが少なくて良いという考え方を実践経験の中で学んだ

>やっぱり新しいサービスを作る時というのは、まずは2人とか、最初は少人数で作っていくわけですよね。
そこに法務や経理などを入れて、10人くらいに人を増やしたら、新しいビジネスは何も立ち上がらなくなってしまう。大企業の中では、新しいものが生まれない。
資本市場ありき、というコメントもありますが、資本市場は今回のような中身で出来た業績数字なんて求めてないです。但しプレッシャーはあります、そのプレッシャーにどう対峙していくか、です。経営者が、自分に対してどう対峙していくか。
それとDD過程について様々に話題になっていますが、VCの投資先が大企業に買収される事で形成されるエコシステムについて、やっと日本でもわずかながら形成されはじめたところで、この件は痛いです。強烈な冷や水ですね。
しばらく、大企業による小規模スタートアップのハイバリュー買収は相当落ち込むでしょう。なくなるかもしれません。
となると関与されていたVC関係者はどうお考えですかね。
育ての親、と言われるくらいの投資家なら、経営指導する立場にいたはずです。シリコンバレーとかエコシステム云々言う前に、投資先に厳しく言うべき事を言う事からはじめるべきです。
それを言えないならVC稼業はやるべきではありません。
投資業は儲かります、という意識ではだめなんですよVC稼業は。エコシステムが消失してしまいます。

追記

VC稼業も投資業なので、いろいろあるのはわかっています。正直、必ずしも全員がハッピーになるわけではないExitもあります。後ろめたい思いをする事もあるはずなんです。
しかしエコシステム、という言葉を使うVCなら、自分だけ儲かればいい、あるいは自分と自分の出資者だけが儲かればいい、という発想を捨てるべきでしょう。
株式市場やスタートアップファイナンスの領域はババ抜きゲーム的な面も正直ありますよ、発行体たる経営者だけではなく、バイサイドとセルサイドの勝負なので勝ち負けがあるのは当然だし、弱肉強食の勝負の中で結果的に食物連鎖や生態系が形成されていくのも事実でしょう。
しかし生態系の最上流のスタート地点はあらゆる生物が誕生する地点であり、それに近い場所で会社の遺伝子形成に関与する事もあるVCだけは、それではいけないでしょう。
ましてや後続プロセスを形成していく思考を含む言葉、エコシステムの形成を標榜するのなら、後続のプレーヤーもリスクテイクと貢献に応じて適性な利益が得られるような目線が必須でしょう。
今回のラウンドのValuationさえ高ければなんでもいいとか、売却価格を高くする事だけを考えるのでは、揺籃期にある生態系を破壊するだけです。
グレーゾンの捉え方に問題があったと思う。「問題が大きくならなければいい。」「大きな訴訟にならなければいい。」「権利を侵害された人が諦めてくれる程度ならいい。」と思っていたのではないか。
(→引用。「あとは新しいことに挑戦する上で、「守り」の部分が会社として弱かった。企業風土としての良し悪しの判断や、これは駄目だなと思ったことを上司にきちんと伝えられるとか、そういったところも強化しないといけないと感じています。」
グレーゾン問題は、「守り」の問題ではなく、予想されるグレーゾンについては「どう考えるか」の攻めの問題として事業開始時に決まっていないといけない。「やりながら考える」のではだめだと思う。試行錯誤主義は、この問題に関しては、「ネットでは少々の問題は許される」という社会的な甘えだと思う。
以下の発言は私は理解したいが、問題はその「社会への問いかけ」なしで「やりながら考え」ようと思ったところだと思う。
「新しいサービスをやるには、法の整備とか社会通念として「これは良いよね」「悪いよね」というものが、まだ生まれていない領域があると思うんですよね。フィロソフィー(哲学)と言ったら良いのかわかりませんが、それを社会に問いかけながら、キュレーション事業をやっていたら、もっと違った結果になったのではないかと思っています。」
「グレーゾーン」について、昨日の記事での根来さんのコメント(下記引用・リンク)を是非ご覧頂きたい。
本当にその通りで、社会が変わる中で、法律・慣習などがそれを想定していなかった場合がある。それに対して変わるように働きかけながらやっていくことは、個人的にはまだ許容されると思う。もちろん、そのリスクを取る・取らないは個社の判断によるし、そのグレーゾーンを走っているという認識を会社もして、ビジネスジャッジメントとしてやるべき。また、そこから逃げるような免責条項を入れても、それは信念があるものでも意味があるものでもないと思う。今回は、信念があるようには見えない。

個人的に残念だったのは、記事での『(新しいサービスを作るときに)そこに法務や経理などを入れて、10人くらいに人を増やしたら、新しいビジネスは何も立ち上がらなくなってしまう』という発言。
大企業とスタートアップのいいとこどりを法令・社会規範を守ってすることが、「永久ベンチャー」であるための最大の課題。それをやる資金力も人員もあるわけだし、そこにトップマネジメントが真っ向から向かう姿勢がなければ、社内で出来るはずもない。そこが真因ではないだろうか?
本件であれば、買収時に人員は一定おり(サービスは立ち上がっていた)、著作権リスクも指摘されていた。リスクを取って買収するなら、クラウドソーシングで記事を増やすのではなく、まずはそこに資金を入れてクリアにして成長させることをすべき。そして、そのコスト含めた買収額・プランの提示がDeNAとしてすべきことだったし、それでも村田氏・中川氏が売却を欲していたなら受け入れるべき金額。

(根来さんのコメントの引用)『問題は、ネット企業のグレーゾーン問題の一般的存在が今回の事件の言い訳として通用するかどうかです。私見では、グレーゾーン問題を抱えたビジネスを行う場合は、その問題がどう解決されていくべきか当事者自身に信念が必要だと思う。単に、新しいビジネスモデルにはグレーゾーンがつきものだからしょうがないと考えるのはだめであり、法律や規制や社会常識がこう変わっていくべきだという提案を含めて信念が必要だと思う。「グレーゾーンでも儲かるならいい」という考えはだめだと思う。』
https://newspicks.com/news/1943899?ref=user_100438
昨日のインタビューと合わせて感じたのは、守安さんて能力高いし事業運営者としては優秀なんだろうけど、トップとしてメッセージを発信するのは上手くないこと。この点で南場さんとの差は歴然。これからのPost Truthの時代にネット企業を経営するには感情に訴えかけるメッセージ発信能力が重要なのでは。
楠木先生の寄稿の方にコメントするか迷ったが、こちらに書きます。
NewsPicksは今回の特集をやってよかったと思います。
僕は正直DeNAにもキュレーションメディアにも普段はどちらにもあまり関心はないけれど、多くの方がこれだけ意見であったり心情を吐露したコメントしたことは、とても興味深く勉強になりました。これは、NewsPicksだから出来たことであったと思います。

今回の一件は、どこかで自分のこれまでの職業観や生き方の根底を揺さぶったり、心の琴線をかき鳴らすような出来事だったんでしょう。
遠く離れた介護業界の僕ですらそう思うんですから、せめてこの一件がこれからの何かしらの良い楔になればと思います。