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質問いっぱいあったので、朝鮮籍(北朝鮮籍ではないですよ)を維持している理由について。あまり分かりやすい喩えでもないかもしれませんが、こんなことです。

たとえば、目の色が赤いと不利益を受ける社会があるとします。安全かつ廉価の手術をすればあなたの赤い目の色が変えられるとします。それで変える人もいれば、変えない人もいると思います。

生まれた時に悪いことをしていないんだから、間違っているのは自分ではなく社会のはずで、だったら変えないでおこうと私は思うわけです。

そうするのが絶対に正しいとか言っているわけではなく、私はそうしたいのです。というのも、誰もが生まれたときの境遇を否定しないでいい世の中が好きだからです。


なお、これはさらに突き詰めると若干複雑なことで、「だったら生まれたときの歯並びが悪いのを矯正しないのか」みたいな話にもなります。なので、より精密に議論をすると、次の二つの問いを立てるべきなんだと思います。
(1) 自分が生まれた時に持っていた特性であるXは、自分の人格と不可分であるのか
(2) Xを持っていると不利益になるとして、その特性を捨たくないと思うか

私にとっての国籍は(1)と(2)の両方にYesなんですね。(1)にYesなのは、国籍がコミュニティおよび私個人の歴史的経緯と絡まってしまっているから。(2)もYesなのは先に説明した通りです。
なぜ朝鮮籍を維持するのか。朝鮮籍の人から答えをほとんど聞いたことがないので貴重な内容です。いくら世界がボーダレス化している、国籍は関係ないという主張もあるほどですが、やはり、国籍が痛烈に意識される場面は外国への入国(慎さんの場合は「外国」の概念も違うかも知れません)のシーン。
「えっ?!パスポートを持ってないの?!」と思ってしまいましたが、よく考えると、外務省外務省が発表する旅券統計を見ても、国民の4分の1しかパスポートを持っていないのが現状ですので、そんなにビックリすることではないのかもしれませんね。

・・・いや、パスポートがなくても世界を飛び回っているので、やっぱりビックリすることか。
深い。初めて慎さんととお話した時に鮮明に覚えてるのが「第二の世界銀行をつくる」「生まれは平等ではないが機会は公平に与えられるべき」と言っていたこと。その信念を今も貫かれてるブレない心。マイクロファイナンス、NPO、国籍などの課題において妥協しない姿勢は大事なのだと思いました。
慎 泰俊の連載、第一回から面白い。何度かカンファレンスでお目にかかったことがあるのですが、慎さんはなんというかすごいオーラがある人なんです。第2回以降が楽しみ。
無国籍とされる彼のような立ち位置は、未来の世界銀行を率いる人物として、象徴的な存在となりえるかもしれませんね。言ってみれば頑固なように聞こえますが、そういう信念がないと、なかなか新しい時代は切り開けない。
パスポートなしで「再入国許可書」で世界を飛び回ってたんですね。知りませんでした。これからも大変でしょうけど、頑張ってください。
冒頭から猛烈に引き込まれました。 朝鮮籍の人がなぜ日本や韓国に帰化しないのか。
私にもサークルの先輩にいました。「何でだろうね。あんまり考えたことないなあ」と笑ってはぐらかされました。その時は深く疑問に感じませんでしたが、それぞれにしっかりとした理由がありそうでいて、とても聞きづらい事です。
程度の差はあれ、私も幼少の時に中国から日本に行き、多くの似た境遇の人が日本に帰化する中結局永住は取ったものの国籍を変えずに今日に至ります。
慎さんがいう、生まれ持ったものが不自由をうむとしても変えたくない心の引っ掛かり(おそらく断固とした意思というよりは引っかかりなのだと僕は思ってます)はすごくわかる気がします。

今でもアメリカなどに行った時に日本人の友人とのイミグレでの対応の差などにいつも腹が立つのですが、いつか絶対こんなおかしな世界を変えてやるという気持ちが沸くので、今となっては逆説的ですが自分の闘志を維持するために持っているようなものと思ってます。
世の中には同時並行でイノベーションを推進し、一般の人からでは想像もできない方法で変化を創り出すイノベーターがいる。

・フルタイムの職員が一人もいないNPO法人の代表
・新興国でのマイクロファイナンスのベンチャー起業家
この2つの立場を兼任して、このような発言ができる慎さんがカッコよすぎです。

>現在も月に450時間ある活動時間の4%ほどを割いて、マイクロファイナンスの調査研究や国内の子ども支援の活動を行っています。
この連載について
各界にパラダイムシフトを起こしてきたイノベーターたちは、どのような生い立ち、人生を送ってきたのか? その深部に迫ることで、イノベーションを起こす源泉をたどる。