“電車でベビーカー”反対2割 意識調査
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昔転勤で幼い子供を連れて東京から大阪に移った時、大阪では子供が泣いていると周りの人があやしてくれたり、ベビーカーの場所を開けてくれたりする事に感激したものです。
その後東京に戻ってきて、同じようなシチュエーションがあると、周囲から早く降りろという無言の冷たい視線を感じるばかりで、大阪との違いを痛感しました。
豊かさとは経済的なものばかりではなく、心の余裕あってのもの。
東京は素晴らしい街ですが、こういう心の余裕のなさが、とても残念に思うのです。子供を連れて世界を旅していると感じるのは、東京が世界で一番公共交通機関を使ってて子供に冷たいこと。シンガポール始め東南アジアでは7歳の子供に必ず席譲ってくれるし、ロンドンやNYでもベビーカー押してたら凄くケアしてくれた。東京ではサポートしてくれるどころか、50代以上の高齢の男性は少しでも子供が騒ぐと非難の目を向けてくる人も多い。余裕がなさすぎて悲しいを通り越して情けない。
この調査で「反対2割」というのはかなり多いですよ…。
というのも、これは国土交通省の調査ですから、訪問調査あるいはメール等での調査票の送付でやってるはず。
調査員に面と向かって自分の不寛容さを晒す人は少ないと思うし、メールや郵送での回答にしても、満員電車の車内で感じることと自宅でお茶をすすりながらアンケートに答えているのとでは、その結果は大きく異なるはずです。
マーケティング等に使う消費者調査なんかもそうですが、実際に店舗で財布片手に買い物する時の判断と自宅でのアンケート回答とでは、同じ人でも価格に対するシビアさが大きく異なると言われます。そのあたりをしっかり補正して判断しなければ、ビジネスでは命取りになります。
「ベビーカー反対2割」という結果ですが、そのような補正をかけたら3〜4割は本音では反対というのがチワワの勘所ですね。