終わるVISA一強支配。アップルがクレジット業界に仕掛けた戦争の勝者は?
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個人的な理解では、アップルが国際ブランドのレイヤーに並ぶというのは違うように感じる。アップルの機能としては加入者獲得機能であり、カード会社のプレーヤーを国際ブランド、アクワイアラー(加盟店獲得管理)、イシュアー(ユーザー獲得管理)に分けるなら、イシュアーの付加価値を削っているものと理解している。加盟店獲得がFeliCa端末の設置で良くなるのでアクワイアラー側は電子マネー陣営が削る感じ
本件は、上記の3つのカテゴリーにおいて国際ブランドが強かったところから、ユーザー側を抑えるアップルが力を持っていくというレイヤー間でのパワーバランスシフトと捉えたほうがいい気がして、それが起きるという可能性は十分にあるという意味で、「ケンカを売った」ということは間違いではない気はしますこの記事はまさにその通りですね。
私もApple Payの為に、新しくカードを3つ増やしました。
1つはオートチャージ用のビックカメラビューカード、クイックペイ用のセゾンJCBカード、そしてID用の三井住友Amazon マスターカードです。(いずれも年会費は一定額以上使えばほとんどタダみたいなカードです)
まさに、記事に出てきたカード会社とドンピシャり。
今までメインで使っていたダイナースはApple Payには対応していないし、する可能性もないので、使うのは大物の買い物だけ。
普段使いは全てこの3カードに取って代わられました。
又今まで関心もなかったIDやクイックペイもたまに使いますし、特に首都圏に住んでいるので、Suicaの使用率が格段に上がりました。
(因みに日頃使うのはiPhoneではなくApple Watchです)
これはもうJR東日本の作戦勝ちです。
逆にダイナースについているedyは今は全く使っていません。
記事でも指摘されていますが、Apple PayはガラケーやAndroid搭載のSuica全く仕組みが違い、1つのエコシステムの上でキチンと統合されています。
良くも悪くも日本はAppleのエコシステムにドップリ使っているのが現状です。
Appleのエコシステムに乗ることを拒否し、楽天経済圏での独自のエコシステムを貫くことを決めたedyなどは、今後正念場になってくるのではないかと思います。非常に勉強になりました。
疑問としては果たしてクレカ自体が決済手段として主役で居られるのかと言う点。決済系サービスは業態として「銀行」「資金移動業」「プリペイドカード業」があり、法令視点では「銀行法=免許制」「資金決済法=登録制」となり、資産保全面もマネロン(本人確認)も財務規制も其々で異なります。そもそもクレカは経産省管轄だし(この辺り)、金融当局が新決済業態含めどう整理されて行くのかで勝者も変わって来そうな気がします。