社会的インパクト評価とは
コメント
注目のコメント
<社会的インパクト評価を推進するためのロードマップ(案)に対するパブリックコメント>
■①評価文化の醸成に関する御意見
(1)NPO・事業者にのみ求められるものではなく、最も大規模に社会的・公益事業を行っている行政にも適用していけるよう仕組みを作っていけないだろうか。
いまのロードマップにおいては、「社会的インパクト評価仕様の助成金・交付金申請書の普及」「行政が策定する方針等において「社会的インパクト評価の推進等」を盛り込む」と行政がNPO等に求める要件でしかないと思われる。
■②評価インフラ整備に関する御意見
(1)評価支援基金の官民マッチングファンドとは、国レベルで想定されているのか、それとも各地域において都道府県・基礎自治体コミュニティ財団などが協働して設立していくイメージなのか。
(2)社会的インパクト評価士100名という数値根拠はどこからきているのか?都道府県あたりで2名程度しかいない状態でどこまでインフラとして整ったと言えるのでしょうか。
(3)協働という概念が登場して以来、行政とNPO、住民等との間で多くの協働事業が行われましたが、それらの適切な評価がなされてきていない現状があります。そうした事業にも適用できうるガイドラインであるとよいのではないでしょうか。
■③評価事例の蓄積・活用に関する御意見
事例があることは重要だと思いますが、数が多ければいいわけではありません。本質的な部分を置き去りにして、事例数を指標にしていくのは危険だと感じています。
■その他ロードマップ全体に関する御意見
(1)現状は都市部の一部の団体で話し合われているにすぎないので、運用の段階までに地方のNPO・事業者等をきちんと巻き込む流れを作ってもらいたい。(社会的インパクト評価という言葉すら聞いたことのないNPO、中間支援組織が多いと思われます)
(2)総花的になっていて、何が社会的インパクト評価を社会にインストールする肝なのかが見えにくいです。