「歴史的な均衡を破る挑発だ」トランプ氏の電話外交、アメリカ政界を揺るがす
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注目のコメント
クリス・マーフィー議員の指摘のように「何のプランもない」のか、意図的なのか、「わからなさ」を一種の武器にするのがトランプ氏の戦略のような気がします。
トランプ氏は外交的連続性を軽視し、国を代表する意味をあまり理解していないのかもしれません。あるいは、まだ大統領に就任していないから、わざと交渉カードとなりえる行為(ポジション)を取っているのでしょうか。
政治とビジネスの大きな違いですが、国家元首は、ひとりで負いきれないほどの責任をもって仕事をしています。ビジネスの場合、失敗すれば会社ごと市場からの退場を余儀なくされます。従業員も愛想をつかして出ていくことができます。ゆえに、トップは有限責任で、役割や権限も大きく設定できます。しかし政治の場合、国民は原則上国を出ていくことができません。法的権限をもってすれば、個々の自由や生命も奪うことができます。政治のトップはこうした「無限責任」を担うがゆえに、政策ひとつとっても慎重に合意形成をしていかなくてはなりません。できれば、不用意な発言で現場を混乱させないようにしてもらいたいですね。もちろん、この話題は中国のネットでも相当議論を呼んだが、いろんな書き込みをみたら、意外に称賛する声もあった。しかも割合で言うと一割をこえたような感じ。
民意って面白い!