大企業の「10年雑巾がけ」は不毛

2016/12/7

世代を超える幕藩体制の呪縛

牧野 自分で会社を成功させたトップというのは、自分の子どもを海外に留学させるケースが多い。これは日本だけでなく海外でもそうです。
なかには日本のお受験を一生懸命させている人もいますが、最後はどうせ1人で生きていかなければいけないのだから、早いうちからダイバーシティの環境のなかで生きていってほしいとの思いがあるわけです。
そういう、お金がある人が子どもをどんどん留学させている状況から考えると、それが一番正しい選択肢なのかなと思わないでもないですね。