信頼性なき医療メディア「WELQ」に揺れるDeNA、MERYを除く全キュレーションメディアを非公開に
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中国ではWebが急速に発展したことに加え元々人口も市場も大きく起業する人も多いのでこのようなキュレーション系のアプリ、SNSメディアが乱立してメディア同士が凄まじい過当競争になっています。そんななかで怪しい情報が拡散することも多かった為、いまはプラットフォーム側(ニュースアプリ、weibo、weixin等)がそれぞれ監視役を置いて、怪しい情報をシャットアウトしたり、規律違反したメディアを停止処分にしています。それでもまだまだ対応仕切れていませんが。
MERYなどの場合はプラットフォームも情報を出すメディアも一体なので相互監視が働かないのでより自律的に洗浄機能を入れないといけないですね。プレスリリース(下記)も併せて見たい。専門家の監修が特に医療という分野にも関わらずなかったこと、WelQに限らず剽窃というプロセスの部分に関して、個人的にはとても残念に思う。特に医療に関しては、南場さんが個人としての思いも持って取り組まれていた事業領域であっただろうこと、剽窃に関してはモバイルゲームでの業界内でのゲームの近似で訴訟も互いにしあっていただろうから、他者の著作物に敬意を払うことの重要性(敬意を払われないことがどれだけ元の著作者に道義面も含めてよろしくないことが)を知っているはず。そして過去にコンプラ事案があったなかで、リーガルなどをトップマネジメントマターとして軽視されていた印象を受ける。
起こってしまったことは起こってしまったこと。ここまで拡大したことは判断ミスだし残念に思うが、WelQ以外の全サイトを止めたことは、この時点での判断としては正しいと思う。
Takuさんも書かれていることだが、KPIは重要だが、KPIをマネジメントが重視しすぎたりそれだけを見て議論をすると、そのプレッシャーで現場で倫理観が崩れたことをすることを防げないと思う。定量化は重要だが、それは定性面の軽視になってはいけない。だからこそ、絶対やっちゃいけないことを徹底したうえで、KPIを見ることが重要。「勝つことが好き」な集団だと思うし、それは基本的には良いが、だからこそフェアプレー精神というか、ルール・コンプライアンスの重要性をそれ以上の強度で企業内に徹底することが、当たり前だが重要。
起こってしまった後にどういう行動をするかで見られる(だから上記のように、一回目ではない今回のことが起こっていることが残念)。今後の行動で、挽回してほしいし、それ以外の道はない。
http://dena.com/jp/press/2016/12/01/1/