“ATMだけ”で高収益、「勝ち組」セブン銀行 マイナス金利にも揺るがない特化型ビジネスモデル
日経ビジネスオンライン
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毎日の売上金は指定された銀行口座(セブンの場合はもちろんセブン銀行)に振り込まれ、そこから未決済の仕入債務と本部へ支払うチャージを相殺した金額がオーナーの残金として残ります。
「オープンアカウント制度」と呼ばれるこの仕組みは、資金管理の最適化だけでなく、円滑な債権回収と売上/利益の管理徹底を目的としていて、セブン銀行が誕生するずっと前からコンビニ業界に導入されています。
ただし、売上が落ち込んでいる店舗だとジリジリと仕入債務がアカウントの残高を上回り始めて、資金ショート状態になる場合があります。
その際は自動的に本部が加盟店に日銭を貸し付けます。
財務諸表(本部側の目線なので貸借表現が逆になります)においては、オープンアカウント制度での売上の振込金額はB/Sの貸方(流動負債)に「①加盟店借勘定」として、未回収の仕入債務やチャージ、つまり日銭の貸付は借方(流動資産)に「②加盟店貸勘定」として計上されます。
流通アナリスト(チワワだけかもしれない)は、①が②をどれだけ上回っているかを計算して、資金ショートしている店舗が出てないかどうかをウォッチしています。
この指標で見る限り、王者セブンは業界で負け知らずです。というかこんなの10年前から分かってた話で、他のコンビニがなぜ追随しないのか完全に意味不明だった。漸くローソンが銀行始めるらしいがなんなのだろう。このゆとり感