巨大グローバルEC、Farfetch社長が語る日本とECの未来

2016/12/4
イギリスを拠点に展開するグローバルファッションEC、Farfetch。現在、世界11カ国にオフィスを構え、35カ国から190カ国に発送を行っている。またFarfetchは、5月にも1億1000万ドルを調達したユニコーン企業だ。今回、CEOのジョゼ・ネヴェス氏が見る日本、そしてECの未来についてムーギー・キム氏が聞いた。
皆さん、トランプが勝ち、朴大統領が退陣を迫られ、ドゥテルテ大統領が中国・アメリカ・日本を天秤にかけながら外交政策を大きく変え、北朝鮮が核を完成させ、ロシアがアメリカと関係改善を模索し、、、とかなり激動の国際情勢の中、ファッションの秋を楽しんでらっしゃいますか?
私はシンガポールに滞在しているときは年がら年中夏なので(といってもこの季節は、突然の大雨とドリアンがとれないことを除けば、大変過ごしやすい)Tシャツとジーンズで、ユニクロ三昧の過ごしている。
しかし日本にいるときは、港区のファッションリーダーを自任するくらい、ファッション、主にサスペンダーのセレクションには敏感である。
ところが、毎日忙しくて、ハイセンスなファッションを選んでいる時間がないよ、と半ば嘆き気味のピッカーの皆さん!
今回は、世界のファッション業界で、直近で15億ドルの価値で評価されている、FarfetchのCEO、ジョゼ・ネヴェス氏に話を伺う機会を得ることができたので、そのサービスと戦略を紹介させていただこう。
Farfetchはハイセンス・ラグジュアリーブランドのECプラットフォームとして、世界中で展開する注目のユニコーン企業だ。
もしあなたが、オンラインで世界中のハイエンド・ファッショングッズを、面倒な税金や通関手続きを気にせず最短で取り寄せたいなら、はたまた、才能豊かなデザイナーさんで、ミラノやパリに店舗は構えられないが、いけてるECプラットフォームを通じて世界に進出したいなら、ぜひとも以下の対談記事で、ジョゼ・ネヴェス氏に出会っていただきたい。

Farfetchは他のECと何が違うのか