トランプバブル崩壊でドル98円へ、市場は「はき違えている」とUBS
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保護主義と減税・インフラ投資の赤字で混乱してドル安と見るか、減税・インフラ投資・規制緩和で景気が盛り上がってドル高と見るかの違いでしょうか。プロの見解が二つに割れるのは、10円玉を投げた状態と同じこと。表が出るか裏が出るか、落ちてみるまで分からない・・・(笑)。
裏表五分五分の10円玉と違い、多くの人がドル高と思えばドル高が続く。流れに乗ればボチボチ稼いで相場の転換点でドンと損をする。流れに逆らえば、ボチボチ損して相場の転換点で大きく稼ぐ、ということになりそうな気がします。「市場ははき違えている」と見るなら、人の行く裏に道あり花の山。市場が「はき違えている」かどうかはともかく、来年1月からトランプ新政権が実際に動き始めてからでなければ現在期待先行で市場に織り込まれている政策がどの程度実現できるかはわからないですし、また早々に方向転換を余儀なくされる可能性も否定できません。市場はその都度一喜一憂して値動きも大きく上下動することになるでしょう。現在はいくつかのシナリオを描いてどれがメインシナリオでリスクシナリオとなるかを検討する段階かと思います。決めつけのポジショントークには惑わされないよう心がけたいですね。