「私は経営者として幸せ。本業を失うという機会に巡り合えた」
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注目のコメント
好調な時に前に進むことは、たいていの優秀な人なら難なくこなせるものです。
撤退となれば、単に優秀なだけではダメで、決断力と胆力が要り、そこからの攻勢ともなれば、新たなビジョンと不安を抱えた部下を掻き立てる優れたリーダーシップか必要です。
その時に、そういう人を得ることができたかどうかで、国も企業と命運が決まるのでしょう。
私も仕事の中で、本業を失ってなすすべも無く消えていった企業を山のように見てきました。
それだけに、富士フィルムさんの転身劇は驚きの一言しかありません。
かつて世界一を競ったコダックの破綻を見ても、その大変さが良くわかるというものです。00年度の売上比率が出ているが、何回かコメントしてきたが、02年3月期に富士ゼロックスを連結化できたことが、フィルムが縮小する中で極めて大きかった。もちろんTACフィルムや医療の成長もあるのだが、Xeroxが経営危機にあって子会社化できたことはラッキーだったと思う。
02年3月ベースの売上比率は下記のようになる。少しグラフとはイメージが変わるだろう。
・ドキュメント39%
・インフォ29%
・イメージング32%