１ドル＝120円への円安予想、もう非現実的ではない－130円の声も (1)

コメント

注目のコメント

• 清水 誠

  東京国際大学 教授

  ・2016年11月28日

  130円は分かりませんが、アメリカの利上げ予想が強まった2014年頃から120円を超す円安になっており、その後アメリカ利上げ予想の後退と日本の経常黒字拡大で円高になりました。今はアメリカの利上げ予想が再び台頭していますので、115円超えくらいは驚く事ではないでしょう。為替は金利差には反応しますので、ゼロ金利の続く今の状況では日本の金融政策が為替にあまり影響していないはずです。白川さんの時の円高は海外が利下げしており、黒田さんの円安は既に書いた通り。
  
  追記：さすがに130円を超えて行けば時間はかかれど輸出数量は増えるでしょう。それでも製造業の雇用の吸収は弱いでしょうが、企業収益は更に増えることから内需に波及していく効果はあるでしょう。
• 四方 藤治

  M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

  ・2016年11月28日

  円高はM&Aの好機と言っていた人達は、今何と言っているのだろうか？発言の一貫性からは、M&Aを控えるべきだという主張になるはず。
  
  為替は、M&Aの動機やそのタイミングの決定上の主たる要因ではない。むしろ、為替を理由にしたM&Aは不純で、不合理だ。