セクハラ当然、オタクは鬼畜!バブル時代のズレた常識 - 「平成元年」驚きの回顧録
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注目のコメント
確かにバブル世代の人間としては、そうだったね、と振り返るところもあります。
ただ改めて思うのが、現在の常識で、過去を断罪することの愚かさと恐ろしさ。
そもそもコモンセンスというのは、絶位の価値観ではなく、時代と場所と人とに左右される相対的な価値観です。
それを遅れていた、ズレていたと後から嘲笑するのは簡単ですが、25年後、今度は現在の我々が、あの頃は遅れていた、碌でもなかったと下げ荒まれる日がやってくるのです。
今私たちが常識と思っていることも、実はただの時代の一片の風であり、本当は普遍的な常識ではないのかもしれません。
セクハラとかオタクとか個別の事象はともかく、歴史となった過去には、その是非に関わらず、必ずそうであった理由があるのです。
安易に昔は酷かったが今は良くなった、という昔で言えば唯物的進歩史観みたいなものに陥いるとだいたい碌なことがありません(過去は暗黒の時代だった系の政治的なキャンペーンにも利用されやすくなりますしね)
私達はもっと歴史に謙虚になるべきなのでしょうね。時代の変化とともに、良くなっていることは素晴らしいです。
最初に勇気を出してセクハラに立ち向かった方は尊敬いたしますし、
おたく文化をポジティブなイメージに長年をかけて変えた方々も凄いことだと感じます。
しかしながら、その時代を生きてこられた一部の方々の中には、未だにネガティブな名残が残っている方もいらっしゃったりしますね。
少しでも嫌がらせや偏見がなくなる世の中になることを願うばかりです。